シクラメン クラシカルドレス
シクラメン クラシカルドレス C)あなたの街のお花屋さんイングの森
シクラメンに、クラシカルドレス(Cyclamen Classical dress)という品種があります。
シクラメンといえば、反り返った花弁が特徴的ですが、
このクラシカルドレスは少し変わった咲き方をします。
まだ少し珍しい品種である、クラシカルドレスについてご紹介します。
シクラメン 梅雨対策
梅雨の時期は、鉢と鉢との隙間をもっとあけてあげましょう
シクラメンにとって、梅雨の時期は厳しい季節となります。
もともと高温や湿度の高い環境が苦手なため、
初心者の方は梅雨の時期に栽培に失敗することも多いようです。
冬の間はよく花を咲かせ、春には塊茎の生長を見せて元気だったシクラメンが、
梅雨に入ったとたん元気をなくすことも少なくありません。
花が終わった後も良い状態を維持し、
夏越しの準備を整えられるようにしておきましょう。
シクラメン 食べられる?
原種シクラメン コウム 乱れ咲いています(2017.02.21)
シクラメンの美しい花や葉を見ていると、
おいしそうに見えてくることがあります。
丸々とした塊茎も、焼いたり茹でたりしたら、
食べられるかも、という気がしてきます。
植物の中には、エディブルフラワーと呼ばれる、
食べられる花も存在しますが、シクラメンは食べられるのでしょうか。
シクラメン 花の形
シクラメンと聞くと、花びらが反り返ったパーシカムの花形で、
ハート型の葉に囲まれている形とイメージする方が多いでしょう
実はシクラメンには色々な花形があります。
こちらでご紹介するシクラメンの花形を知っていると、
シクラメンを鑑賞する楽しさと面白さが深まります。
シクラメン 値段
シクラメンたち(楽天市場)
シクラメンのお気に入りの1鉢を自分で選んで買うのも楽しいものです。
あるいは、プレゼントとしてシクラメンを選ぶこともあるでしょう。
そんな時、お花屋さんを眺めていると、値段がピンキリで悩みます。
目の前にあるシクラメンについている値段が、妥当かどうかも分からない、
……そんな時のために、インターネットでの、
シクラメンの値段の目安を知っておくと便利です。
シクラメン ホコリダニ
シクラメンホコリダニは、
気付いた時には被害が大きくなることの多い害虫です
ホコリダニの被害にあう可能性はけっこう高いので、
あらかじめ注意しておくと安心です。
まずは予防し、被害が軽いうちに対処するのが一番ですのでご紹介します。
シクラメン スリップス
スリップス(アザミウマ)は、様々な植物につく害虫ですが、
シクラメンにつくこともあります。
ごく初期の状態で見つけることはあまりなく、スリップスの数が増え、
症状がひどくなってきてから気づくことが多いので、とても厄介です。
まずは予防に徹し、もし被害がでた場合は薬剤による防除も考慮します。
シクラメン 花 ランキング
シクラメンランキング(Yahoo!)
シクラメンは冬の鉢花の女王として、毎年とても人気があります。
その年によって、新品種の登場やトレンドの動きなどがあり、
売れ筋のランキングも上下します。
人気のあるものシクラメンの鉢花は、プレゼントにしても喜ばれそうです。
■シクラメン 花 ランキング
まずはトップ3の発表です。
その日や週によって前後することはありますが、
だいたいこちらの3つがランクインすることが多いです。
1位 セレナーディア5号鉢 Flower Kitchen JIYUGAOKA
今一番人気のあるシクラメンは、サントリーが品種改良して作られた、
「セレナーディア」シリーズです。
*青いシクラメン、セレナーディアの詳しい品種と栽培方法はこちらをご覧ください。
>>青いシクラメンセレナーディア
シクラメンはピンク系の花色が多いイメージですが、
こちらのシリーズは青色系の花色が特徴です。
セレナーディアのシリーズには、いくつかの種類がありますが、
Flower Kitchen JIYUGAOKAでは、
アロマブルー・ビクトリアブルー・ライラックフリルの取り扱いがあります。
ライラックフリルは、2016年に販売が開始された、まだ新しい品種です。
セレナーディアシリーズは、生産数に限りがあるので、
購入を希望される方は早めの予約がお勧めです。
こちらのお店では、どの品種を選んでも、送料無料で4980円となっています。
2位 シクラメン6号鉢 花束とアレンジの専門店 花むすび
シクラメンの6号鉢サイズの鉢花です。
色は、赤系・ピンク系・紫系・ワイン系の中から、
お好みの色を選ぶことができます。
一般的には、鉢花として販売されるシクラメンは、5号鉢が多いのですが、
こちらはワンサイズ大きい6号鉢での販売となっています。
鉢のサイズは1号につき直径3cmアップします。
たかだか3cmと思うかもしれませんが、この3cmの差は大きいです。
ボリューム、花数、葉の大きさ、背丈など、どれも、5号サイズよりも勝ります。
花色はどれもシンプルですが、だからこそ飽きがこないのも嬉しいところです。
自宅用にはもちろん、プレゼントとしても喜ばれそうです。
こちらのお店では、送料無料で3480円での販売となります。
3位 シクラメン鉢植え6号鉢 HANASAKU
こちらも6号サイズでの販売です。
色は2位のシクラメンよりも幅があり、濃いピンク系・薄いピンク系・レッド系・
複色(白、ピンク)・複色(濃淡ピンク)・ワインレッド系と、幅広くあります。
シックな雰囲気ならワインレッド、オーソドックスなものならピンク系、
珍しい花色やかわいらしさなら複色系というように、選ぶことができます。
HANASAKUでは、花色の設定のみで、花弁の形は届くまでのお楽しみとなっています。
お値段は、送料無料で3480円となっていますが、
九州地方のみ遠隔地方料金として、300円がプラスされます。
トップ3には入らないものの、かいわらしさや美しさでは負けていません。
3位までのシクラメンにはなかった花形もあるので、ぜひのぞいてみてください。
◎匠のシクラメン5号鉢植えギフト Fleur Town吉本花城園
シクラメンのカリスマ生産者といわれる大栄花園から仕入れているシクラメンです。
匠の手によって育てられたシクラメンたちは、
5号鉢サイズとは思えないほどのボリューム感と、花の美しさが魅力的です。
取りそろえられている品種は、どれも希少種とされる珍しいものばかりです。
品種は、天使のベル・プリティープリンセスフレグランス・プリマドンナ(天使の翼)・
プリマドンナゴールド・アイスプリンセス・マーカス・プリティープリンセスレッドです。
いずれも見た目にとてもインパクトがあるので、
贈られた方も嬉しい驚きがあるはずです。
価格は、税込み6980円(送料別)です。
◎選べる3品種!シクラメン5号特上株ギフト Fleur Town吉本花城園
3種類のボリュームあるシクラメンが選べる商品です。
シクラメンの品種は、プルマージュ・ビクトリア・セイントフレームの3種類です。
プルマージュは赤と白の複色で、はっきりとしたコントラストが美しいです。
ビクトリアはフリルのある複色品種で、エレガントさがたまりません。
セイントフレームは透き通るようなグラデーションピンクの花びらをしていて、
いつまでも見ていられるほど素敵です。
5号鉢サイズですが、高さが40cm以上ある特上株なので、見劣りしません。
お値段は送料と税金込みで3800円と、少し珍しい品種にしてはリーズナブルです。
■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え
シクラメン 育て方の楽しみ
シクラメンは、多くの花色や形、葉の模様があり、
毎年、新しい品種の登場にも驚かされます
シクラメンを育てる楽しみは、どこにあるのでしょうか?
[シクラメン 育て方の楽しみ]
■花の色と形が豊富です
ホームセンターや園芸店などをのぞいてみると、
シクラメンの花色には、赤、深紅から淡いピンク、
紫から藤色、そして白まであります。
それぞれの花の縁に別の色が入るバイカラーのもの、
グラデーションのようになっている花など様々です。
花色だけでなく、花の形も実は1種類ではありません。
シクラメンは篝火花(かがりびばな)と呼ばれるように、
篝火のような形をしているのが特徴です。
けれど、オーソドックスな篝火の形以外にも、
花の縁にフリルがあったり、花びらの先端が細くシャープなもの、
八重咲きでボリュームのある品種もあります。
シクラメンは花びらが反り返っていますが、
最近では花びらが反らず、ふんわりとキュートな品種もあります。
花色、形が豊富なシクラメン(楽天市場)
■葉もバリエーションたっぷり
シクラメンの葉も個性的で魅力があり、種類が豊富です。
シクラメンの葉は、よく見るとハートのような形をしていて、
縁が細かく波打っています。
形は一定ではなく、品種によって丸い形をしていたり、
少し角ばったりしているものもあります。
葉の色も色々で、薄い黄緑~濃い緑まであり、
さらにはシルバーカラーの葉もあります。
葉には斑のようなものが入りますが、
これも一定ではありません。
同じメーカーの同じ品種であっても、
葉の色や斑の入り方は株によって異なることがあります。
ホームセンターに並んでいる普通のガーデンシクラメンでも、
葉の色や斑がそれぞれ違っているので、選ぶ楽しみが大きいですね。
葉にも特徴があるため、花ガラを摘んだ後など、
花が少し減ってしまっている時期であっても、
カラーリーフとして、美しさを堪能することができます。
ガーデンシクラメンは、寄せ植えや花壇に活躍してくれます
■屋外でも室内でも楽しめます
シクラメンは室内向けに販売されているものと、
屋外向けに販売されているものとがあります。
それぞれの環境に合った品種を選ぶことで、
内外どちらでもシクラメンを楽しむことができるのです。
室内向けのシクラメンは、株自体が大きく、
葉も花も大振りのものが多いです。
その分、ゴージャスな雰囲気があり、
花が咲き揃っている間は見応えがあります。
屋外向けのシクラメンは、
ガーデンシクラメンと呼ばれ、寒さに強い性質を持っています。
室内向けのものより、葉や花がコンパクトですが、
その分花壇や寄せ植えなどに大活躍してくれます。
部屋で花を眺めてリラックス
■栽培管理は意外と簡単です
室内向けの品種でも、屋外向けの品種でも、
シクラメンは管理が難しいと思い込んでいませんか?
実際に育てると、意外と手間がかからないことが分かると思います。
同じ株を毎年たくさん咲かせようと思うと、
少しコツが必要になりますが、不可能ではありません。
開花株を購入し、ワンシーズンだけでも楽しみたい、
のであれば、初心者の方でもじゅうぶん世話ができます。
シクラメンの管理のコツは、水と光と気温です。
水やりの秘訣を覚え、冬の間もたくさん日光を当て、
適切な気温(15℃~25℃)で、栽培管理するだけです。
気温の調節はやや難しいかもしれませんが、
寒さに強い品種の良苗を選べば、より簡単に育てられます。
近日、人気の高い原種シクラメン
■個性的な生態が面白いです
シクラメンは、葉も花も個性的ですが、
その生態もなかなかユニークで面白いものがあります。
たいていの植物が、花の後に種をつけるように、
シクラメンも種をつけることがあります。
シクラメンは種ができると、花茎をくるくると巻いていきます。
とくに原種系は、コイルのように巻いて、愛らしいものです。
ギリシア語でシクラメンは「キクロス(kiklos)」と呼ばれますが、
意味は「らせん」です。
花茎がくるくると巻いてくる姿から名づけられたのでしょう。
品種によっては花茎が巻かないものもありますが、
太めの花茎の先端が膨らんでいる姿も面白いです。
シクラメンのくるくると巻く花茎
シクラメンの中には、
シーズン以外の時期を休眠して過ごすものもあります。
シーズン中は、葉がぎゅっと詰まっていて見えませんが、
シクラメンは実は球根植物です。
休眠中は葉も花もなくなり、丸い球根だけになってしまいます。
品種によって、休眠中の姿も多少変わりますが、
葉や花がついていた名残が球根の中心に残ることが多く、
もじゃもじゃの頭を土から出しているように見えます。
シーズンに入ると、また新たなは葉や花を伸ばして、
楽しませてくれるようになります。
3年目のガーデンシクラメン、花芽が上がってきました(2015.10.12撮影)
このように、シクラメンは年間を通して、その姿を楽しめます。
花の盛りの時期、葉だけの時期、種をつけている時期、
休眠している時期、それぞれの姿を観察していると、
シクラメンへの愛着が徐々に深まってきて、
翌シーズンも咲いてくれたら、こんなに嬉しいものはありません♪