ガーデンシクラメン寄せ植え 2017年
■ガーデンシクラメン寄せ植え 2017年
つい5年ほど前までは、まったく興味がなかったシクラメンですが、
ここ数年は自分でも驚くくらいにはまっています。
ガーデンシクラメンの苗が店頭に並び始めたら、
毎年寄せ植えを作るのが恒例となってきました。
今年も、ガーデンシクラメンを見かけた時に、
苗を購入して、寄せ植えを作ってみましたよ。
今年はカルーナ3株、ガーデンシクラメン1株、ビオラ2株、グレコマ1株という、
寄せ植えとしてはかなりオーソドックスな組み合わせにしてみました。
最近は、すでに出来上がった寄せ植えが販売されていたりしますが、
やはり自分で作ると植物や色の組み合わせも選べるのが楽しいです。
オーソドックスなこの組み合わせ、実は今までやってことがなかったのです。
いつもはもっと花がたっぷりと楽しめる組み合わせにすることが多く、
小花のつく背景的なカルーナや、脇役としてのグレコマなどは、
使ったことがなかったのです。
今までは、キンギョソウやネメシアのような、
同じ小花でも目立つ花をつけるものを選ぶことが多かったように思います。
今回選んだカルーナは、赤軸(銅葉)に淡いピンクの花がつくものを2株と、
黄色い軸(黄緑の葉)に白い花がつくものを1株選びました。
ガーデンシクラメンは、標準的なのに濃い紫が美しいと感じたものを1株、
それとは対照的に、少し爽やかな黄色い花を咲かせるビオラを2株、
可愛らしい雰囲気をつけたくて選んだグレコマというラインナップです。
寄せ植えをする時は、苗を購入するときから、
必ず鉢の中にどう並べるかを考えながら選びます。
カゴの中に苗を入れ、どこにどう配置するのが良いのかを選ぶのが、
一番楽しい時間でもあります。
あーでもないこーでもないと、色々な苗をとっかえひっかえしていると、
あっという間に時間が過ぎていきます。
それだけ悩んでいても、実際に持ち帰ってみると、
なぜかまた別の苗と入れ替えたり、配置を変えることもあります。
今回は、ガーデンシクラメンをメインにするため中央に、
あとは草丈の問題から、配置はほぼ変わりませんでした。
グレコマの位置だけは少し悩んで、右側へ。
どうやら今年はアシンメトリーにするのが自分の中で流行っているようで、
カルーナも色を交互にせず、似ている色を並べる形となりました。
鉢の中での配置をチェックしたら、あとは植え付けるだけです。
グレコマを右側に寄せたので、長く伸びたツルを左側に流してあります。
これだけでも、ちょっとお洒落に見える……と信じています^^)
今回の寄せ植えなのですが、すべての苗を同じ園芸店で購入して、
苗の購入日もまったく同じだったのです。
しかし苗を保管している間に咲いていた花が散ってしまい、
植え付け時にはほぼ花がない状態になってしまいました。
カルーナは花がずっとついたままなので問題ありませんし、
グレコマはそもそも花がメインではないので良いのですが、
メインとなるはずのガーデンシクラメンの元気がありません。
写真でも分かるように、葉が黄変したりしていて、ちょっと心配でした。
ビオラは葉が元気だったので、問題がないのは分かっていたものの、
写真を撮るのに花色がまったくわからない状態でした。
寄せ植え完成! なのに、ちょっと寂しいです。
けれど、この後通常の管理を続けていたら、
3週間ほどでまたもりもりになってきましたよ~♪
花が咲いてもりもりに
ガーデンシクラメンもビオラも、またたくさん花が咲き始めました。
ガーデンシクラメンに至っては、葉が黄変していたりと心配でしたが、
その後健全な葉が伸びてきているので、大丈夫そうです。
ただ、ビオラを想像以上に盛り上がってしまったため、
中心のガーデンシクラメンが少し凹んでいます。
これはこれで、逆に目立って良いのかもしれませんが、
ガーデンシクラメンの葉に光がちゃんと当たるかが心配になってきました。
もう少し、全体的に大きく育ってくれると良いのですが。
全体的に少し株が広がって落ち着いてきたので、
寄せ植えが完成してすぐの状態よりも、隙間が減り見映えが良くなりました!
春まで大切に手入れをして、キレイな状態を保ちたいです。
*こちらの記事は、園芸仲間の幸さんが担当しています。
■参考
・シクラメンの育て方 12月
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
シクラメン植え替え|ハイドロカルチャーから普通鉢へ
■シクラメン植え替え|ハイドロカルチャーから普通鉢へ
今から4か月ほど前の12月に、
ポット苗で販売されていたミニシクラメンを、
ハイドロカルチャーに仕立てました。
途中で調子を崩したりしながらも、
なんとか花を咲かせて楽しませてくれていました。
春になると気になるのは、夏越しできるかどうかです。
まだ花が終わっていませんが、
塊茎をよく見てみると、なんとカビのようなものが。
ちょうどハイドロコーンから出ている部分にカビが見えます。
どうするか迷ったのですが、とりあえず普通鉢に植え替え、
土栽培に切り替えることにしました。
もともと、春になったら普通鉢に植え替えようとは思っていたので、
少し早いですが実践です。
これで調子が戻ってカビが再発したり、塊茎が傷んだりしなければ、
夏越しすることも、できなくはないでしょう。
ハイドロカルチャーにしていたこの株は、葉が美しいシルバーカラーで、
花が濃い紫色で気に入っているので、できれば次のシーズンも楽しみたい!
というわけで、普通鉢への植え替えチャレンジです。
ハイドロカルチャーから普通鉢への植え替えは、それほど難しくありません。
まず、あらかじめ普通鉢に植え付ける時の用土を作って置きます。
ハイドロカルチャーからの移植なのと、
塊茎にカビらしきものが出ていたことをふまえて、
今回は水はけ重視の用土を作りました。
小粒の赤玉土6に腐葉土を4混ぜています。
ほんの少しだけ、粒状の化成肥料も混ぜてあります。
ハイドロカルチャーにしていたミニシクラメンをそっと抜きとります。
ハイドロコーンは粒が大きいので、抜くのはそれほど難しくありませんが、
念のため丁寧に扱います。
根に絡んだハイドロコーンを取り除いた後、
傷んで黒くなっている根も取り除きます。
根がキレイになったら、作った用土を使って普通鉢に植え付けます。
植え付けが終わったら、水をたっぷり与えておきます。
この時、赤玉土の粉塵が残ると、鉢底で詰まり過湿の原因になるので、
鉢底から出てくる水が透明になるまで水を与えて流します。
まだ3月とはいえ、気温が上がってきているので、
しばらくは半日陰に置くようにします。
冬の間はずっと室内に入れていたので、この株はあまり寒さに慣れていません。
夜間は室内に取り入れて、寒さに当てないようにします。
1週間くらい経ったら、日中は日向に置くようにしました。
まだ夜は寒いので、夜と雨の日は室内に取り込んでいます。
4月になって気温が安定してきたら、
昼夜問わず戸外で管理しようと思っています。
*栽培と記事は、幸さん担当です。
■参考
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・シクラメン 花が倒れる理由は?
ガーデンシクラメン、盗まれる!
■ガーデンシクラメン、盗まれる!
2月7日の早朝、庭を観ていたら、
「う~ん、なんか寂し気……?」
寄せ植え2鉢のガーデンシクラメン苗が、
各1苗ずつ抜き取られていました!
うむ、ビオラもなくなっております。
ようやく元気に咲き始めたばかりです。
辺りは、用土が散乱。
原種シクラメンの蕾が!
原種シクラメン コウム赤の蕾が上がってきました(2015.12.06)
原種シクラメン コウム白の蕾も上がってきました(2015.12.06)
楽天市場のおぎはら植物園さまで購入した苗です。
説明書には、2~3月に開花と書いてありましたが、
この生育具合では、今年に咲くかもしれないです。
*コウムは、コームと表記されることもあります。
写真左から、
・原種シクラメン コウム赤・ピンク系 シルバーリーフ
Cyclamen coum 'Silver Leaf'
・原種シクラメン コウム白系 アルバム
Cyclamen coum 'Album'
・原種シクラメン コウム白系 シルバーリーフ
Cyclamen coum 'Silver Leaf'
グランドカバーなど地植えにできるのだそうですが、
やはり小さい鉢で、じっくり鑑賞したい植物です。
葉と花の模様や形もさまざまあって、面白いです。