ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方
ガーデンシクラメンの寄せ植えなど、園芸店で素敵な寄せ植えを見ると、
つい欲しくなりますが、値段は結構高く持ち運びもたいへんです
ガーデンシクラメンの寄せ植えは、基本を押さえれば、
実はとても簡単に作ることができます。
数回、寄せ植えを作ってみて、
その生長具合や彩り、配置を見直してみてください。
簡単に、寄せ植えの達人! になれるはずです。
[ガーデンシクラメン 寄せ植えの作り方]
◎平鉢、ローボウルがお勧め
初心者のかたには、まず低い鉢で、
ガーデンシクラメンの寄せ植えを作ることをお勧めします。
鉢の中央に丈の高い植物を置き、
まわりに低い草花、垂れ下がる植物を配置すると、
寄せ植え全体のバランスがとりやすいです。
また、花は同系色か、同系色に1色プラスくらいで作ると、
統一感が生まれおしゃれな感じにしやすいです。
*最初は植物の性質や季節にあまりとらわれずに、
自由に簡単に寄せ植えを楽しむのが良いと思います。
だんだんと自然に細かいことが分かるようになってきます。
■準備するもの
平鉢、ローボウルなど(ここでは10号直径30cm、高さ20cmのプラスティック鉢)
ガーデンシクラメン、草花の苗、鉢底ネット、鉢底石、培養土、
土入れ、新聞紙、割り箸など。
■寄せ植えの作り方
寄せ植えする植物を選び配置を決めていきます
・草花の配置を決めます
ポット苗のまま、草花を鉢に置いて、
バランスを見て配置を決めていきます。
苗の高さや向きの構図を確認しましょう。
*寄せ植え例で使用した植物は、
シクラメン、パンジー、ビオラ、アリッサム、
ルピナス、ローズマリー、アイビー、
ヒメツルソバ、オリヅルランです。
パンジー、ビオラ、アリッサムは、
寄せ植えで扱いやすく合わせやすいのでお勧めです。
ガーデンシクラメンなど苗の配置を決めるときに新聞紙などを丸めて、
ポット苗を支えると傾かず便利です。
ガーデンシクラメンの球根の肩は、表土に出すようにします。
◎挿し木苗を常備すると便利です
アイビーやオリヅルラン、ハーブなどと寄せ植えにします。
あらかじめ挿し木をして増やしておくと寄せ植えに活躍してくれます。
ガーデンシクラメン
パンジー
アイビー、アリッサム
ローズマリー
ヒメツルソバ
害虫が入らないように、鉢底ネットを敷きます
鉢底石を敷く、こちらは軽石タイプです
・鉢底ネットと鉢底石を敷きます
鉢の底に鉢底ネットを敷き、鉢底石を2~3cm入れます。
ネットは、キッチンの排水溝用のネットでもかまいません。
鉢底石も、軽石タイプや発泡スチロールを砕いたものにすると、
再利用と軽量化ができます。
鉢底石は、排水性を高め根の張りを良くするので、
必ず入れるようにしましょう。
培養土を鉢の3分の1ほど入れます
・培養土を入れます
鉢に培養土を、底石が隠れるくらいに入れます。
培養土に肥料が入っていない場合は、
緩効性肥料を規定量混ぜ込みます。
*培養土を購入するときに元肥が入っているかどうか確認すると安心です。
植え付けを始めます
・植え付けスタート!
大きい苗、背丈の高い苗、中心に来る苗から、
植え付けると作業がしやすいです。
ガーデンシクラメンなどの苗をそっと抜き取り、
土入れなどで用土を入れながら植え込みます。
根が伸びて鉢底にびっしり生えているものは、
親指と人差し指で挟みながらほぐしてから植え付けます。
ウォータースペースを鉢の上から2~3cmとります。
割り箸などで用土を苗の間にも入れるようにします。
土入れがあると便利です
寄せ植え全体を見て位置や用土の入り具合を確認します
・寄せ植え全体を見て整えます
苗を配置し植え付けたら、
もう一回、苗と苗の隙間がないかチェックします。
ガーデンシクラメンの球根の肩が出ているか確認します。
隙間には、さらに用土を足してあげます。
この時点では、まだ根がついていないので、
水を与える時は、そっと株元に与えます。
じゅうぶんに水やりして、完成です。
苗の根が落ち着く2~3週間は、温度や湿度など、
急激な変化を与えないようにすると生育がよくなります。
肥料も、落ち着いてから与えるようにしてくださいね。
例は青系統でまとめていますが、ピンク系でまとめるのもチャーミングでバランスがとりやすいです
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