ガーデンシクラメンの育て方 11月
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメンの苗は10月でも販売されていますが、
11月になるとますます品種や数が増え楽しみです
だんだんと気温も低くなり、年末もせまり、
ガーデンシクラメンの季節が到来といった雰囲気です。
11月にもなれば、日中に蒸し暑い日が減るので、
植え付けをすると、元気に嬉しそうに生長します。
[ガーデンシクラメンの育て方 11月]
■基本の栽培管理
・植え付け
購入した株は、さっそく植え付けましょう。
鉢植えにする場合は、11月中ならいつでも植えられます。
花壇など、地植えにする場合は、
一度植え付けると動かすことが難しくなります。
ガーデンシクラメンは、普通のシクラメンよりも耐寒性が強いですが、
冬の間は、日当たりの良い場所を選ぶとよく育ちます。
また、強風で葉や花を傷めることが多いので、
強風の吹く場所への植え付けは避けるようにします。
12月に入り、本格的に寒くなると、徐々に根の生育が鈍ります。
寒さに強く育てるためにも、早い時期に根を張らせることが大切です。
年内に根をできるだけ張らせ健康に育てるために、
地植えの場合は11月中旬頃までには、植え付けを終えると良いです。
花壇には11月中旬頃までに植えると丈夫に育ちます
・水やり
鉢植えの場合は、表土が乾燥したら、たっぷりと水やりします。
地植えの場合は、根が広がり始めれば、
あまり頻繁に水やりをする必要はありません。
鉢植え、地植え、どちらも植え付けから1週間~2週間は、
まだ根がじゅうぶんに付いていません。
その間は、あまり土を乾燥させると、水切れの症状が出てしまいます。
鉢植えも地植えも、土が乾燥してきたかなと思ったら、水やりします。
水やりをする時には、葉の隙間からハス口を取って細目に水を与えます
球根や葉、花に水がかからないようにしましょう。
葉を少し手で持ち上げて、土に直接水をかけるようにすると、
球根、葉、花を除けて、水を与えることができます。
・追肥
植え付けから2週間~3週間ほど経った株は、追肥を開始します。
1週間に1回の間隔で、規定通りに薄めた液体肥料を水の代わりに与えます。
肥料は、できれば窒素・リン酸・カリのカリ分がやや多い肥料を使います。
ガーデンシクラメンは、植え付け後2週間くらいから、
蕾をたくさん上げて次々に開花し始めます。
必要以上に肥料を与える必要はありませんが、
できるだけ肥料切れを起こさないように気遣いましょう。
*花ガラ摘み、葉組みも必要に応じてしてあげます。
>>ガーデンシクラメンの育て方
購入したガーデンシクラメンの花芽
■11月のガーデンシクラメンの状態
・購入した株
この時期に店先に並んでいるガーデンシクラメンは、
すでに花も多く咲いている状態です。
購入して植え付けた後、1週間~2週間ほどは環境に慣れず、
少し勢いが弱まることがありますが、問題はありません。
土が乾いたら水を与え、太陽の光をよく浴びさせることで、
だんだんと環境に慣れて株が強くなります。
後ろのガーデンシクラメンは、3年目ですが元気に生長、花芽も多く出ています
・夏越しした株
販売されている苗は、たくさんの蕾や花をつけていますが、
夏越しをした2年目以降の株は、まだ開花していないこともあります。
葉が茂り、小さくても蕾が出ていれば問題ありません。
購入した株と同様に、水を与え、追肥をし、光をたっぷり浴びさせることで、
今後、たくさんの花を咲かせてくれるようになるはずです。
■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え