シクラメン 育て方

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シクラメンの育て方 5月

読了までの目安時間:約 9分

 

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葉を茂らせて、元気なシクラメン

 

 

5月に入ると、ますます気温が上がっていき、
春というよりも夏の陽気になる日もあります。

 

長かったシクラメンの季節が終わりを迎えますので、
夏越しのための準備を始めましょう。

 

球根が肥大する時期でもある5月を大事に過ごすことで、
シクラメンの夏越しを成功させる確率も高まります。


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 4月

読了までの目安時間:約 7分

 

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4月になり、シクラメンの花のシーズンは終わりを迎えます

 

 

購入株では秋から、夏越しした株でも年末や1月頃から、
長らく咲いていた花の時期が終わるので、少し寂しい気もします。

 

けれど、ここから、梅雨、夏越しや休眠に向かって、
シクラメンは少しずつ力を蓄え生長していきます。

 

冬とは違い、気温が上がることで、水切れを起こしたり、
病害虫にかかる可能性も高まってきます。

 

次のシーズンも楽しめるよう、手入れも気を抜かずに行います。

[シクラメンの育て方 4月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・置き場所
3月下旬頃から屋外管理に切り替わっています。
シクラメンもだんだんと外の環境に慣れてくる頃でしょう。

 

4月も日当たりと風通しの良い場所に置くようにします。
複数の鉢を並べて置く時は、
鉢同士の葉と葉が触れ合わない程度に間隔をあけるようにします。

 

葉が触れるほど密に置いてしまうと、風通しが悪くなり、病気の原因となります。
雨の当たる場所に置くと、安定しない気温と天気のせいで過湿になることがあります。

 

過湿になると、灰色カビ病などの病気が発生しやすくなったり、根が傷んだりするため、
できれば軒下などの雨の当たらない場所に置くようにします。

 

雨の当たらない場所で日当たりが悪い場合は、
晴れの日だけ日当たりの良い場所に移動し、夜は軒下などに移動します。
雨の日は鉢を動かさず、雨に当てないようにします。

 

基本的には日当たりの良い場所で、たっぷりと光を浴びせますが、
4月下旬頃になると、日差しがだんだんと強くなってきます。

 

冬の柔らかい日差しであれば、一日中当たっていても問題ありませんが、
強い日差しを長時間浴びると、葉が焼けたりします。

 

4月下旬には、日光よりも涼しい環境を求め始めるので、明るい日陰に移動させます。
移動が難しい場合は、30%の遮光率の寒冷紗や遮光ネットを使って日よけします。

 

 

Cyclamen001

翌シーズンも美しい花が見られるように手入れします

 

・水やり
気温が上がってくると、その分土が乾きやすくなってきます。
毎日土の状態を確認し、乾いているようであれば、たっぷりと水を与えます。

 

ただし、鉢皿を敷いている場合、溜まった水は必ず捨てるようにします。
底面給水鉢の場合は、水が切れないよう、注意します。

 

この時期に水切れを起こしてしまうと、
たった一日で葉が黄色く変色し、枯れてしまいます。

 

もし水切れを起こしてしまった場合、普通の鉢の場合は、
たっぷりと水を与えて様子を見ます。

 

底面給水鉢の場合は、土が完全に乾いてしまうと、
鉢皿に水を溜めていても、水を吸い上げなくなってしまいます。

 

水切れを起こしてしまった場合は、
必ず上から一度水をたっぷりと与えて、土全体を湿らせます。

鉢皿に出てきた余分な水は捨て、鉢皿を再びセットしてから新しい水で満たします。

 

 

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追肥を忘れずに

 

 

・追肥
生育が旺盛になる時期です。
花は減ってきますが、株を充実させるため、肥料が切れないように注意します。

 

規定通りに薄めた液体肥料を1週間に1回のペースで与えるようにします。
この時期に与える液体肥料は、カリ分の多いものを選びます。

 

普通鉢の場合は、水を同じように上から与え、鉢皿に溜まったものは捨てます。
底面給水鉢の場合は、鉢皿の水を一度捨て、
鉢皿をセットしてから薄めた液体肥料を入れ、下から給水させるようにします。

 

3月にタブレット状の緩効性肥料を与えていない場合は、4月に与えるようにします。
もし3月に与えている場合は、与える必要はありません。

 

・病害虫の防除
乾燥してくる季節です。
気温が上昇し、空気が乾燥してくると、
シクラメンホコリダニという害虫が発生することがあります。

 

ハダニの一種で、葉などを吸汁して株を弱らせます。
葉がぼこぼことちりめん状になり、汁を多く吸われたものは黄色く変色します。
症状の出ている葉や花がないかをこまめにチェックします。

 

・花ガラと枯れ葉の摘み取り
花の数は減ってきますが、まだ咲いている場合は、
咲き終わった花を忘れずに摘み取ります。

 

余計な体力を使わせないようにすることで、株が充実するのを妨げません。
特に病気というわけでもなく、役目を終えた葉が黄色く枯れてきます。

 

枯れた葉もそのままにせず、こまめに摘み取ります。
花ガラや枯れた葉を摘むと、風通しがよく、病害虫の発生を防ぐ効果があります。

 

 

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今シーズン購入株

 

 

■4月のシクラメンの状態

 

・購入した株
だんだんと花や葉の数が減ってきます。
中には、徒長した葉や、枯れた葉が目立つようになってきます。

ここで気を抜くと、水切れを起こしてしまったり、病害虫にかかってしまい、
手を出せなくなることもあるので注意します。

 

・夏越しした株
夏越しした株は、4月の上旬頃までは、まだ花を咲かせています。

気温が上がってくると、購入した株と同じように、枯れた葉なども出てくるので、
風通しを確保するため、枯れた花や葉は摘み取ってスッキリさせておきます。

 

■参考
・シクラメンの育て方

 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 3月

読了までの目安時間:約 8分

 

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シクラメンをリフレッシュさせましょう

 

 

3月に入ると、厳しかった寒さもだんだんと和らいできます。
秋から冬の間、花を咲かせ続けてきたシクラメンも、そろそろ疲れが出る頃です。

 

株の疲れをとり、次のシーズンもまた花を楽しめるよう、準備をしましょう。


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 2月

読了までの目安時間:約 5分

 

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Cyclamen001

草姿はやや乱れてきますが、2月も元気に咲いてくれます

 

 

2月は1年で一番寒く夜間の冷え込みも強いです。

 

寒さでシクラメンの生育が少し遅くなりますが、
こまめに手入れすれば、花はまだまだ楽しめます。

2月の基本的な手入れをご紹介しましょう。


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 1月

読了までの目安時間:約 8分

 

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1月、シクラメンは、先月に続き蕾が上がり花も盛りの時期です

 

 

シクラメンに適切な管理をしていると、
株も元気で葉にツヤがあり、花もたくさん咲いているはずです。

 

もしシクラメンの調子が悪いのであれば、何か原因があるはずでなので、
早めに対処するようにすると持ち直して元気に育ちます。 


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 12月

読了までの目安時間:約 8分

 

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Cyclamen01

12月は、シクラメンは開花がみごとな本格的シーズンに入ります

 

 

園芸店でも多くの品種が並び、美しいシクラメンを楽しめる時期です。

 

珍しい品種などは、店頭に並ぶとすぐに売れてしまうことがあります。
どうしても欲しい品種がある場合は、取り置きをお願いしてみましょう。 


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 11月

読了までの目安時間:約 6分

 

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11月に入ると、シクラメンの開花株が園芸店に並び始めます

 

 

地域によっては、11月初旬から、あるいは中旬から並んだりと様々ですが、

まだ出始めは、鉢数が少なく品種が出揃っていないこともあります。

 

12月に入ると、鉢数も多くなるので、たくさんの中から選びたい時は、
入荷がいつ頃になるのかを確認しておくと良いでしょう。

 

また、目当ての品種がある場合は、ネット販売を利用すると便利です。

 


 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 10月

読了までの目安時間:約 8分

 

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シクラメン、2個目の花のつぼみが膨らみ花芽も上がっています(非休眠株)

 

 

10月は、シクラメンにとってはとても嬉しい季節です。
寒暖差がちょうど良いので、戸外で一番生育が良くなる時期です。
シクラメンにとって過ごしやすい時期だからこそ、株の充実を促してあげましょう。

 

 

[シクラメンの育て方 10月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・置き場所
この時期はまだ寒いというほどではありません。
戸外でも十分管理できるので、しっかりと日を当てて管理するようにします。

 

できるだけ日当たりの良い場所で、雨の当たらない軒下などがお勧めです。
どうしても軒下だと日当たりが悪くなるという場合は、
雨の降っていない日は日当たりの良い場所に出し、
雨の日は軒下に取り込んでおくと良いでしょう。

 

10月に日照不足になると、葉数が増えずつぼみも少ないままになってしまいます。
さらには花の大きさも小さくなってしまい今後の生育を阻みます。

 

日当たりの良い場所に置いてあったとしても、
周りの植物などの陰になり、隠れ日照不足になることもあります。

 

葉茎が間延びしたようになっていたら、徒長しているサインです。
徒長は日照不足によって起こることがほとんどなので、
シクラメンを置いている環境をチェックし、改善してあげましょう。

 

・水やり
葉数が増え、生育も旺盛になってくる頃なので、吸い上げる水の量が増えてきます。
気温が下がりますが、シクラメンが吸う水の量が増えるため、土は乾きやすくなります。

 

毎朝シクラメンの鉢の土をチェックしましょう。
土の表面が乾いていたら、鉢の底から水が出るまで、たっぷりと水を与えます。

 

鉢皿を敷いている場合、鉢皿に余分な水が溜まります。
溜まった水は、その都度捨てるようにしましょう。

 

残したままにしておくと、根腐れの原因になります。
また、水を与える時は、葉や球根に水がかからないように注意します。

 

葉や球根に水がかかると、水が凹みに溜まってしまい、
そこから傷んだりカビが生えたりすることがあります。

 

水を与える時は、夕方ではなく午前中に済ませるようにします。
夕方に水を与えると、湿気が夜まで残り、カビが生えやすくなってしまいます。

 

・追肥
葉が次々を発生し、小さな蕾が出てきていることもあります。
この時期に肥料が切れると、葉や蕾の生育に大きな影響が出るので注意します。

 

1週間に1回、カリが多めの液体肥料を1000倍に薄め、水の代わりに与えます。
9月に固形肥料を与えていない場合は、10月にタブレット状の置き肥を与えます。
タブレット状の肥料は、窒素・リン酸・カリが同等のものがお勧めです。

 

 

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葉組みを始めました、お天気の日が少ないのでちょっと不機嫌のようです

 

 

・葉組み
葉組みをすることで、大きな葉に隠れてしまっている、
小さな葉芽や花芽に光が当たり、正常に育つようになります。

 

休眠株も非休眠株も、わさわさと葉が伸びてきている頃です。
自然と伸ばした葉は、かきわけて中をよく見ると、
あっちこっちから伸びて葉茎が絡んだようになっていることもあります。

 

シクラメンの葉や花の茎は水分を多く含み、とても折れやすいので、
葉組みの作業をする時は、力加減に注意します。

 

葉を外側に引っ張るようにすると、中央に空間ができます。
シクラメンは中心から新しい芽が発生するので、
中央に空間ができることで、新しい芽も日当たりが良くなります。

 

ただし、葉組みする前まで新芽は暗い場所にあったことになります。
葉組み直後に日当たりの良い場所に置いてしまうと、
急に直射日光が当たることとなり、逆に新芽を傷めることになります。

 

葉組みをして2日~3日は明るい日陰に置き、養生させてから日向に移動させます。

>>シクラメン 葉組み方法

 

・病害虫
夜の気温が低くなるので、水やりのタイミングが遅いと、
夜まで湿気が溜まったままになることがあります。

 

湿度の高い時間が長くなると、灰色カビ病にかかる可能性が高くなるので、
チオファネーチメチル剤を予防的に散布しておきましょう。

 

また、夜には余分な湿気が抜けているよう、水やりは午前中に済ませます。

 

 

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もうすぐ、シクラメンの鉢植えも出回ります

 

 

■シクラメンの様子

 

10月に入ると涼しくはなりますが、まだ新物のシクラメンは、
ほとんど店頭に並んではいません。

 

そのため、新しいシクラメンとの出会いよりも、
以前から育てているシクラメンとの関係を深める時期です。

 

10月からしっかりと株を充実させておくと、今シーズンの花付きが変わります。
夏越しをした株は、販売されるシクラメンよりも、1~2か月ほど花の盛りが遅れます。 

 

販売されているシクラメンは、
非休眠で夏越しをした株であっても、蕾が見える程度で、開花は少し先になります。

 

休眠して夏越しをした株は、葉数が少しずつ増えてくるので、わくわくします。
いずれも、年末年始あたりに開花数が増えてくるので、
今は水や肥料を切らさず、健全な状態を保つようにしましょう。

 

開花の開始はゆっくりですが、前年より株が大きくなっている分、
花数が増え、さらに豪華に咲いてくれるはずです。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 9月

読了までの目安時間:約 8分

 

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9月下旬につぼみをつけた大型シクラメン

 

 

9月には、シクラメンにとって厳しかった夏は過ぎましたが、
季節の変わり目なので気を抜かずに管理してあげましょう。

 

9月になると、夏の一番暑い時期を過ぎ、
朝夕が少しずつ涼しく感じられる日も出てきます。

 

それと同時に、台風の発生で湿気が突然高くなったり、
秋雨の影響で雨が続いたりすることもありますので、
天候に注意してシクラメンを栽培します。

 

 

[シクラメンの育て方 9月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・植え替え
8月に引き続き、9月中旬くらいまで植え替えが可能です。

 

夏越しをするために休眠している株も、葉を残して休眠せずに過ごしていた株も、
前年から植え替えをしていないのであれば、植え替えをします。 

 

長い間植え替えずに管理してきた鉢の中では、
底に細かい土が集まり、水はけを悪くしていることがあります。

 

見た目には分かりにくい変化なので、一度ここで植え替えを行い、
リフレッシュさせておいた方が安心です。

 

休眠していた株であれば、思い切って根を整理する植え替えが可能です。
休眠せずに夏を越した株は、根鉢はあまり触らず、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

 

非休眠株の中には、夏越し中に調子が悪くなり、
葉が一枚も残っていない株が出る場合があります。

 

その場合、球根を触ってみてください。
ぶよぶよと柔らかくなっている場合は、球根まで傷んでいる証拠です。
植え替えをしても元気に育たない可能性が高いです。

 

反対に、指で球根を押した時にハリが残っている場合は、復活する可能性が高いです。
植え替えを行うことにより、前年の秋に購入した株も、
夏越しをした2年目以降の株と同様の育て方ができるようになります。

 

 

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花芽もついてきました♪

 

 

・置き場所
植え替えを行った直後は、
根にダメージが残っている状態のため、直射日光には当てないようにします。

 

だいたい1週間くらいの間は、風通しの良い明るい日陰に置いて養生させましょう。
養生を済ませたら、その後は株を生育させるために日向に移動させます。

 

できるだけ日当たりの良い場所に移動させますが、
まだ西日が強すぎる場合は、西日には当てない方が良いでしょう。

 

また、一日中日当たりの良い場所だと、葉焼けを起こすことがあります。
その場合は、午前中だけ日当たりの良い半日陰のような場所に移し、様子を見ます。
いずれの場所に移動させる場合も、できれば雨のかからない軒下などが理想的です。

 

・水やり
植え替えたらすぐに水をたっぷりと与え、鉢土全体に水が回るようにします。
植え替え直後は、まだ根付いてはいませんが、あまり頻繁に水を与えるのは避けます。

 

土の表面が乾いたなと感じたら、たっぷりと水を与えましょう。
根付いていないからといって、表土が乾かないうちに水を与えてしまうと、
シクラメンにとっては過湿となり、せっかく夏越しした株が弱ってしまいます。

 

・追肥
植え替え直後のシクラメンは、地上部の葉や蕾を育てず、まずは地中の根を育てます。
植え替え後のタイミングで追肥を行うと、根が傷みやすくなるので、
植え替え後2週間~3週間は追肥を控えるようにします。 

 

2週間~3週間経ったら、カリが多めの液体肥料を1000倍に薄めて水代わりに与えます。
その後は1週間に1回のペースで、薄めた液体肥料を与えます。
追肥をする時は、必ず午前中に済ませるようにしましょう。

 

植え替え1ヶ月を過ぎたら、液体肥料と合わせて固形肥料も与えます。
窒素・リン酸・カリが同等の、タブレット状の置き肥がお勧めです。

 

追肥をする時、土の中に肥料を埋めてしまうと、
急激に肥料成分が溶け出てしまい、肥料濃度が高くなることがあります。

 

肥料濃度が高くなると、根が傷みやすくなるので、
置き肥は必ず土の上に乗せるようにしましょう。
置き肥は2か月に1回のペースで与えるようにします。

 

・病害虫
植え替えを行った時、根が傷んだことにより萎凋病にかかることがあります。
これを予防するために、ベノミル剤を土の中に潅注しておきます。

 

また、湿度が高いと灰色カビ病にかかりやすくなるので、
チオファネートメチル剤を株の中心に散布しておくと安心です。

 

 

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去年の12月末の姿です

 

 

■シクラメンの様子

 

前年の秋に購入した株も、以前から育てていた株も、
夏越しに成功すればすべて「夏越しをした株」となります。

 

夏前までは新しく購入した新入りという扱いでしたが、
ここからは立派な2年目以降の株です。

 

非休眠の状態で夏を越した株は、気温が徐々に下がって涼しくなっていくとともに、
葉数も増え、中には花芽が見えるものも出てきます。

 

休眠状態で夏越ししたものも、非休眠株より少し遅れて新芽が出始めます。

 

非休眠で夏越ししたものでも、調子を崩して地上部の葉がないことがあります。
それでも、球根がまだ生きてさえいれば、植え替えなど適切な処置の後、
明るい日陰で養生させていると、新しい芽が出てきます。

 

この場合は、休眠株と同じように、
葉を残して健全に夏越しした非休眠株に比べると、葉の生育が遅くなります。

 

植え替えも済ませ、シクラメンも心機一転、新しいシーズンを迎えることとなります!

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

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シクラメン育て方 12ヶ月

シクラメンの育て方 8月

読了までの目安時間:約 9分

 

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休眠せずに、きれいな葉色をしています

 

 

8月になると、日差しはますます強くなり気温も高くなります。
台風や大雨で、急激に湿度が高くなることもあるので、
シクラメンにとっては辛い時期が続きます。

 

それでも、8月も末になってくると、
休眠株も非休眠の株にも、変化が見られるようになってきます。

 

 

[シクラメンの育て方 8月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・置き場所
基本的な置き場所は、休眠株・非休眠株に関わらず、7月と同じで構いません。
非休眠株の場合、軒下などに置いてあることが多いと思います。

 

少々の雨であれば、軒下でも雨が当たりにくいです。
しかし、台風の時は別で、雨風が強く、吹き込むことも多くなります。

 

この時に外に出しておくと、風にあおられて葉や球根に傷がついたり、
雨が長時間かかって傷みの原因になります。

 

台風の間だけ、室内の風通しの良い場所に取り入れておくと安心です。
休眠株であっても、戸外に置いている場合は、
台風の時だけ非休眠株と同じように室内に入れておきましょう。

 

・水やり
◎休眠株
水を与える必要はありません。
他の植物に水やりをする時、水がかからないように注意しましょう。

 

◎非休眠株
底面給水鉢で育てている場合は、
受け皿の三分の二くらいまで水を入れておきましょう。

 

株自体は非休眠であっても、ほとんど生育していません。
けれど暑さから受け皿の中の水が干上がり、
鉢底から出ている不織布が乾燥してしまうことがあります。

 

不織布は完全に乾くと、受け皿に水を入れてもなかなか浸透しません。
この場合は、普通鉢と同じように上から水を入れましょう。

 

土全体が湿るように水を与えた後、余分な水が出てきて受け皿に溜まります。
この溜まった水は一度捨て、受け皿をセットしてから水を与えるようにします。

 

また、水やりをしてから1週間経っても、受け皿の中の水が残っている場合は、
残っている水を捨てて新しいものに交換しておきます。

 

普通鉢の場合は、土の表面が乾くまで待ってから水を与えます。
水やりは午前中の涼しい時間帯に行いましょう。

 

 

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こちらのガーデンシクラメンは、とっても元気です

 

 

・追肥
◎休眠株
追肥の必要はありません。

 

◎非休眠株
7月と同じように、2週間に1回のペースで液体肥料を与えます。
液体肥料はカリ分の多いものを使い、2000倍に薄めて使います。

 

底面給水鉢は受け皿に液体肥料を入れ、
普通鉢の場合は水やりと同じ要領で与えます。

 

土に湿り気があるにも関わらず、葉に元気がない、
萎れたようになっている場合は、根が傷んでいる可能性が高いです。
追肥をすると余計に根を傷めるので、そういった株には追肥は不要です。

 

・元気のない非休眠株
休眠株の場合は、球根も乾いてかさかさになっているので、
元気かどうかというのはあまり気にせず、湿気にだけ注意します。

 

非休眠株の場合は、葉が残っていることがほとんどなのですが、
どうしても暑さや湿気で調子を崩すことがあります。

 

非休眠のはずなのに、葉が減って数枚しか残っていない、
あるいはもう葉がなくなってしまったということがあります。

 

葉は残っているけれど、水の吸い上げが悪いといった場合もあるでしょう。
こういった調子の悪い非休眠株は、通常とは少し異なる管理をします。

 

調子の悪い株は、だいたい水の吸い上げが悪く、
水やりの後なかなか土が乾かないということが多くなります。

 

特に底面給水鉢に植えてある株は、
常に不織布が水を吸いあげて土を湿らせるため、
夏は元気をなくすことがあります。

 

この場合、底面給水のシステムを崩すことで、
土の乾湿をコントロールすることができます。

 

まず、底面給水鉢の受け皿をはずします。
不織布が垂れ下がった状態になっているので、
不織布が地面についてしまわないよう、
バーベキューの網とレンガなどを使って、高さのあるところに鉢を置きます。

 

この状態にすることで、不織布が水を吸い上げることがないため、
普通鉢と同じような水管理ができるようになります。

 

水やりは土が乾いてから与えるようにし、
与える時は鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えます。

 

夏越し中のシクラメンに過湿は厳禁です。
鉢が底面給水でも普通鉢でも、
土の表面がしっかりと乾いてから水を与えることで、
根腐れを防止することができます。

 

・植え替え
8月下旬~9月中旬頃まで、植え替えが可能になります。

 

休眠株、非休眠株に共通して植え替えは可能ですが、植え替え方法が異なるので注意します。
植え替えを行うことで、株がリフレッシュして、秋以降の生育が良くなります。

 

 

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雨が続いた後、調子を崩したガーデンシクラメン

 

 

■シクラメンの様子

 

この時期になると、購入株も夏越し中となるため、
去年夏越しをした株と同じように扱えます。
休眠株か非休眠株かによって様子が異なるので、観察しておきましょう。

 

・休眠株
球根は乾いて硬くなり、葉も葉柄も枯れてカリカリになっています。
けれど8月中旬を過ぎると、球根の表面に新芽が見える株が出てきます。

 

もし新芽の動きが見えない場合であっても、
球根を指で押してみて、硬く締まっているようであれば、
ちゃんと夏越しはできています。

 

休眠が破られていないだけですので、
安心して引き続き夏越ししやすい管理をしてください。

 

・非休眠株
非休眠株であっても、生育はほとんどしていません。
そのため、根から吸い上げる水分量が減り、湿気やすくなります。

 

土が湿っている状態が続くと、過湿となって根が傷むので、
水やりには細心の注意を払います。

 

8月中旬を過ぎると、
休眠株と同じように非休眠株にも変化が見られる場合があります。

 

残った葉をかきわけ球根の表面を見てみると、
新芽が出てきていることがあります。
中には花芽をつけるものもあります。

 

シクラメンを置いている環境やシクラメンの調子により、
この出てきた花芽が大きくなり、開花することがあります。

 

時期外れの開花はちょっと嬉しくなりますが、
あまり咲かせると体力を奪われるので、早めに摘み取るようにします。

 

非休眠株の中には、葉がすべて枯れてしまい、
1枚も残っていないものが出ることがあります。

 

その場合も、球根がぶよぶよしていなければ、じきに新芽が出てきます。

 

■参考

・シクラメンの育て方
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメン 花が倒れる理由は?

 

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