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シクラメン ビクトリアの育て方は?
メティス ビクトリア デコラ、上品なフリルと配色です
シクラメンの数ある品種の中に、ビクトリア(Victoria)と呼ばれる人気品種群があります。
ビクトリアとは、品種そのものの名前で使われることもありますが、
おもにはその花型と色を併せ持ったシクラメンを指します。
シクラメンの中でも人気の高いビクトリアの特徴と育て方をご紹介していきます。
[シクラメン ビクトリアの育て方は?]
■ビクトリアの特徴
ビクトリアとは、花がフリンジ咲きになっていて、覆輪と目がある花型を指します。
一般的なフリンジ咲きのシクラメンに比べ、ビクトリアと呼ばれるシクラメンは、
フリンジのつき方がゆるいため、パッと見ただけで区別することができます。
一般的にフリンジ咲きと呼ばれるシクラメンは、
花弁の縁全体がひらひらと波打っていることがほとんどです。
しかも波打ち方がとても細かく、ボリューム満点の花型をしています。
一般のフリンジ咲きも豪華です↑が、ビクトリアは花弁の上部にゆるいフリルが出ます
花弁の縁のフリルも、一般的なフリンジと比べると波打ち方が緩く控えめです。
そのため、一般的なフリンジ咲きのようなボリュームを好む方から見ると、
少し寂しいと思う方もいるでしょう。
しかし、ゆるやかなフリルがとても可愛らしく、ふんわりとした雰囲気です。
フリンジが花弁全体に入っているタイプだと、華美になりすぎることがあります。
ビクトリアはフリルを減らすことで、華美で豪華な雰囲気を抑え、
ふんわりとした柔らかい雰囲気と可愛らしさとともに、すっとした上品さがあります。
ビクトリアの特徴は、フリルだけではありません。
花弁の縁には、必ず縁取りがつきます。
さらに花弁の付け根付近には、斑点のような目が入ります。
花弁の縁と目は同じ色であることが多く、
花弁部分とは異なる色がつくことがほとんどのため、洗練されています。
花弁自体の色は、白~濃いめのピンクまで様々です。
その花弁の縁と目につく色は、鮮やかなピンク~赤紫色が入ります。
明るい色目の色が縁と目に入るので、キリッと雰囲気を引き締めてくれます。
花弁の色や縁の色は、メーカーや品種、株ごとに異なります。
モレルという会社からは、3種類のビクトリアが販売されています。
メティスはミニシクラメン、ラティニアは株姿がコンパクトで、
ハリオスは大輪咲きが特徴になっています。
同じメーカーであっても、まったく印象が異なる株が出ることがあります。
色々な株の中から、お気に入りの一鉢を探してみてください。
ビクトリア系シクラメン、 花はもちろん葉の模様も素敵です
■ビクトリア 育て方のポイント
基本的には、一般的なシクラメンの管理法と同じで問題ありません。
葉芽も花芽も発生しやすく、花数も多くなりやすいのが特徴です。
コンパクトな品種もありますが、ボリュームが出る品種が多いです。
普通鉢で育てる場合は、水やりは必ず花にかからないように注意します。
花に水がかかると、染みができたり、濡れたところからカビが発生する可能性があります。
室内で管理していても、株姿が崩れにくいですが、
時々は葉組みをしたりして、姿を整えてあげましょう。
葉組みをすることで、株の中心にも光が入り、健全に育てることができます。
■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え
シクラメン 室内の育て方は?
シクラメン、大型の豪華なものは、耐寒性があまりないため、
冬季は、基本的に室内で管理します。
室内でも、5度を下回るような環境に置いていると、
花や葉が傷んだりするので注意が必要です。
室内で、シクラメンを健康に育てるためのコツをご紹介します。
シクラメン 枯れる原因
シクラメンをプレゼントされたり、買ってきたものの、
どうしても枯らしてしまう、という話をよく聞きます
何度育てても枯らしてしまう場合、
もしかすると管理方法が間違っているのかもしれません。
考えていた理由と違う原因で枯れることもあるため、
シクラメンを改めてチェックしてみてください。