ウインクピンク

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ウインクピンク

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ウインクピンク  C)Amazon

 

 

ウインクピンクは、ミニシクラメンの品種です。
多くの美しいシクラメンを生み出している、さかもと園芸が作出した品種で、
シリーズとしてピンク以外の色も生産されています。

 

ウインクピンクの特徴と、育て方のポイントをご紹介します。

 

 

[ウインクピンク]

 

 

■ウインクピンクの特徴

 

・花
ウインクピンクの花は、なんといっても可愛らしいのが特徴です。
ミニシクラメンの品種のため、
大輪種のシクラメンと比べると、小ぶりなサイズの花が咲きます。

 

花弁の咲きが尖らず、丸くなっている上に、
花弁がやや開き気味に咲くので、ふわふわとした印象があります。

 

さらに、ウインクシリーズはどれも八重咲きの品種で花弁数が多いので魅力です。
通常のシクラメンは、5枚の花弁からできていますが、
ウインクシリーズは雄しべが弁化していて、合計で10枚の花弁がついています。

 

花びらの形は丸みを帯び、普通のシクラメンと比べると花びら自体が小さいのですが、
10枚も重なっているため、ボリュームがあります。

 

丸っこくてころころした花形は、見ていて和みます。

 

 

 

 

雄しべが弁化しているため、花粉が出ない品種となっています。

 

シクラメンの品種はたくさんありますが、
その中でも花粉の少ないものや花粉の出ないものは、
花もちに優れていると言われています。

 

このウインクピンクも同様に、花粉が出ない分、非常に花もちが良い品種です。
ウインクシリーズはどれも八重咲きですが、
ウインクピンクは名前の通り、花弁がピンク色をしています。

 

花弁全体がピンク色をしていて、口元だけが少し色の濃いピンクになっています。
口元だけが濃い色をしているのが、また可愛いワンポイントになっています。

 

花弁全体のピンクは、クリアなピンク色をしていて、
透き通っているわけではないのに、透明感があります。

 

花色がピンク固定ですが、花ごとや咲き進み具合によって、
花色に多少の濃淡が出ることがあります。

 

花弁は上向きに反りますが、10枚の花弁が重なってやや広がり気味になるため、
蝶が飛んでいるようにひらひらとした動きがあります。

 

 

 

 

・葉
花が八重で丸みを帯びた独特の形をしていますが、
葉はノーマルタイプの模様をしています。

 

色はやや濃いめで、形もシクラメンらしい美しいハート形です。
ただ、花と同じように葉も少し丸みを帯びているので、
シャープな感じよりもふんわりと柔らかな印象を受けます。

 

・その他
シクラメンといえば、花が中心にぎゅっと寄っていて、
その周りを囲むように葉が株元に茂っているイメージがあります。

 

ところが、このウインクシリーズはどれも自然咲きと呼ばれる、
葉と葉の間から花柄が伸びて咲くタイプとなっています。

 

そのため、どこから花柄が伸びて花が咲くか分からないので、
角度によって見え方が異なるのも、このシリーズの魅力です。

 

可愛らしいハート形の葉の間から、ぴこぴこと飛び出した花は、
まるで隠れていた蝶が出てきたように見えて、本当に愛らしいです。

 

八重の花形もそうですが、この自然な株姿もまた、
他のシクラメンにはなかなかない魅力です。

 

 

■ウインクピンクの育て方のポイント

 

ウインクピンクはミニシクラメンなので、大輪種と同じように室内で管理します。
冬は暖房の効いていない日当たりの良い窓辺に置くのがベストです。

 

シクラメンは寒さに弱いとはいえ、
暖房の効いた部屋では暑すぎる場合があります。

 

ただ、夜間は窓辺の気温もぐっと下がるので、
日が暮れてきた頃には、窓から離しておくと良いでしょう。

 

シクラメンは栽培中に葉組みの作業が必要になりますが、
ウインクピンクの場合は自然咲きが魅力なので、葉組みの作業は不要です。

 

ただ、黄変した葉や枯れた葉、咲き終わった花などは随時摘み取ります。
中には葉に埋もれてしまうものもあるので、
いつもの手入れのついでに葉をかきわけて中をチェックしましょう。
傷んだ葉などがあれば、こまめに取り除いて清潔に保っておきましょう。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方



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