シクラメン 用土

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シクラメンの用土

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じょうずに育てると来シーズンも開花します

 

 

シクラメンを植え替える時、絶対に必要なものが用土です。
用土によっては、シクラメンに合わずに枯れてしまったり、
反対にあうものであれば、とても元気に育ち開花もよくなります。

 

自分で配合した土にシクラメンを植え付け、
元気に立派に育つと、とても嬉しいものです。

 

最近ではシクラメン専用の培養土も販売されていますので、
初心者の方はそれを使うととても便利です。

*シクラメンの植え替えは、通常夏越しした9月に行います。

 

 

Cyclamennotuti

花ごころ ガーデンシクラメン・シクラメンの土 税込 972 円

 

 

[シクラメンの用土]

 

 

■シクラメンが好む用土

 

シクラメンは、基本的には、
水はけ通気性が良い清潔な土を好みます。

 

土が湿気た状態が長く続いていると、
球根や根が腐ることがあります。

 

また、シクラメンは灰色カビ病にかかることも多く、
これも過湿が原因で起こりやすいので、過湿には十分注意します。

 

シクラメンが過ごしやすい、根を伸ばしやすい、
と感じられる土を作ってあげることが大切です。

 

 

■用土の配合例

 

ここでは、簡単な用土の配合例と、
少し根腐れの傾向がある株への用土の配合例をご紹介します。

 

 

Cyclamen-yodo (2)

・基本の配合
基本的には、やはり水はけを考えたシンプルな配合がおすすめです。

 

小粒赤玉土:6
腐葉土:4

 

これだけです。
このふたつをよく混ぜ、
元肥を足してさらによく混ぜてから、植え替えに使います。

 

元肥には、粒状の緩効性肥料を入れるようにしましょう。
肥料の袋に記載されている、
元肥としての一般的な量の約3分の2を加えるとちょうどよくなります。

 

 

Cyclamen-yodo (1)

・根が傷んだ株に使う配合
植え替えの際、鉢底に近い根が黒く腐っているような場合、
これは、元の土の水はけが悪く、根が傷んでしまっている状態です。

 

この場合は、新しい根が伸びるまで養生させるため、
基本の配合よりもさらに水はけを良くなるような配合にします。

 

小粒赤玉土:3
細粒日向土or小粒軽石:3
腐葉土:4

 

こちらは日向土か軽石を入れることで、
水はけと通気性が増した配合になっています。

根は傷んでいるため、元肥としての緩効性肥料は加えません。

 

 

■シクラメンの用土での注意

 

シクラメンに使う用土に関して、水はけ以外に少し注意しておくことがあります。
注意点はたった3つで、どれも大したことのない事のように思えますが、

シクラメンにとっては大切なことなので、忘れないようにしましょう。

 

1.古土は使わない
園芸をしていると、古土ができてしまいます。
もちろん、その古土を消毒して、
新しく堆肥や腐葉土、赤玉土などを加えると再生土に変身します。

 

ただし、再生土でも大丈夫な植物と、そうでない植物があります。
シクラメンは再生度を使わない方が良い植物のひとつです。

 

シクラメンは根から病気に感染することが多く、
古土には病気の原因菌が潜んでいる可能性があります。

 

それはどれだけ消毒をしていても消えることのない可能性なので、
シクラメンを健康に育てたいと思うのであれば、
再生土であっても使うべきではありません。

 

近日は、シクラメン用の培養土も販売されています。
たとえシクラメン専用の培養土であったとしても、
一度別のシクラメンに使った土は使わないようにしましょう。

 

2.赤玉土・軽石は小粒を使う
水はけを良くするために、配合する土の粒が大きいものを選ぶと、
かえって、水はけが悪くなる場合があります。

 

赤玉土や軽石などを、粒の大きいものを使うと隙間がたくさんできます。

隙間が大きすぎると、堆肥や腐葉土など、
他の細かいものが隙間に入り込んでしまいます。

 

隙間に粉塵のような細かいものが入り込んでしまうと、
隙間は埋まってしまい、水はけは悪くなってしまうのです。

 

また、隙間が大きいと、根の張りも悪くなるので、
小粒の赤玉土や軽石を使うようにします。

 

 

少し繊細ですが、花芽が上がってきたら嬉しいです!

 

 

3.堆肥よりは緩効性肥料を
用土を作る時に、堆肥を配合する場合は、少し注意が必要です。
堆肥の中には、完全に発酵しているものと、未発酵のものがあります。

 

完全に発酵し終わっている堆肥であれば、それ以上発酵することはありません。
反対に、未発酵の堆肥は、気温が上がる初夏~夏に発酵を始めてしまいます。

 

発酵が始まると、土が高温になったりガスが発生して根や球根が傷みます。
堆肥より粒状の緩効性肥料を用いるほうが安心です。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方



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