シクラメン 冬 育て方

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シクラメン 冬の育て方

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年末の花屋さん

 

 

シクラメンの開花シーズンは初冬~春です。
一般に花が少なくなる時期だからこそ、
豪華なシクラメンはとてもありがたい存在です。

 

プレゼントされた素敵なシクラメンや、前年から育てているシクラメンなど、
大切なシクラメンの花を多く楽しめるよう、冬の管理をしっかりと行いましょう。

 

[シクラメン 冬の育て方]

 

 

■冬の基本の育て方

 

シクラメンを冬の間、健全に育てるための基本の管理方法をご紹介します。
特にシクラメンの場合は、季節によって管理方法が異なりますので、
基本の育て方、栽培管理を、しっかりと覚えておきましょう。

 

花を咲かせ、盛んに生育する冬の間の育て方を確認します。

*シクラメンの基本的な育て方はこちらも併せてご覧ください。

>>シクラメンの育て方

 

・置き場所
シクラメンは日向を好みます。
寒くなって室内に取り入れた後でも、日中は日当たりの良い窓辺に置きます。

 

シクラメンの耐寒温度は5度くらいなので、夜になって冷え込んでも、
室温が5度~10度くらいの場所に置くようにします。
昼間は15度~20度くらいのところが適しています。

 

 

 

底面給水鉢

 

 

・水やり
シクラメンが植えられている鉢によって、水やりの方法が変わります。
鉢と鉢皿が一体化していて、鉢底から不織布などが垂れ下がっているタイプなら、
底面給水鉢と呼ばれる鉢に植えられています。

 

底面給水鉢の場合は、鉢皿に水を溜めておくことで、
不織布が水を吸い上げて、ちょうど良い水分量を保ってくれます。

 

鉢皿が空になって土が完全に乾いてしまうと、
水を吸い上げなくなってしまうので、注意しましょう。

 

一般的な鉢に植えられている場合は、
土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えましょう。

 

鉢皿に残った余分な水は、すぐに捨てておきます。
一般的な鉢の場合は、鉢皿に水を溜めたままにしておくと、
過湿や病気の原因となります。

 

 

花が咲かなくなっても、葉が元気であれば……

 

 

このように花芽ができていて、また咲きだします

 

 

・追肥
冬のシクラメンは、調子が良ければずっと花を咲かせ続けます。
花が咲いて枯れても、また次の花芽が上がって花を咲かせます。

 

花を咲かせ続けるためには、とても体力が必要なため、
肥料切れしないように追肥は欠かせず与えましょう。

 

お勧めは、緩効性の化成肥料です。
色々な形の肥料がありますが、タブレットや玉状の置き肥タイプが良いでしょう。

 

緩効性肥料なら、与え忘れてしまう確率も減ります。
緩効性肥料を与えも、葉色が黄色くなったり、生育が悪くなるようであれば、
即効性のある液体肥料を与えて様子を見るようにします。

 

ただし、原因が肥料不足とは限らないので、
原因を特定してから液体肥料を与えるようにします。

 

 

花ガラ摘みは、茎の付け根近くを指でつまみ、ねじりながら引っ張ります

 

 

・花ガラ摘み
咲き終わった花や、黄色くなって傷んできた葉は、適宜摘み取るようにしましょう。
枯れたものをそのままにしていると、
健康な葉などに付着し、そこから傷んでくることがあります。

 

摘み取る時は、付け根近くを指でつまみ、
捻るように摘むと、うまく摘むことができます。

 

・葉組み
最初は中心に花が咲き、それを囲むように葉が茂っているシクラメンも、
時間が経つと、葉の隙間から花が出てきたりして、株姿が乱れます。

 

葉を外側に広げるようにし、花を中心に寄せて整える、葉組みをしてあげましょう。

頻繁に行う必要はありませんが、7~10日に1度は葉組みをしてあげることで、
株姿も保てますし、株の中心にも光がよく入るようになり、新芽がよく育ちます。

>>シクラメン 葉組み方法

 

 

■冬に調子を崩す原因

 

本来なら生育期間中であるシクラメンが、冬に枯れることがあります。
プレゼントされたシクラメンが、春を待たずに枯れてしまったという方も、
少なくないのではないでしょうか。

 

冬の間にシクラメンが枯れてしまう原因で、意外と多いケースをご紹介します。

 

・室内温度が高い
シクラメンは寒さが苦手というイメージが強いため、
寒さにあてないよう、暖かい室内に置いていたのに枯れることがあります。

 

確かに、シクラメンは寒さが少し苦手なため、戸外の越冬はほぼできません。
だからといって、高温に強いわけでもありません。

 

シクラメンを良い状態で保つには、日中でも室温を20度以下にする必要があります。
逆に夜間は5度くらいまでは耐えられますし、
10度くらいになる場所では、むしろ株が締まって良い株になります。

 

暖房のついた室内では暑すぎることがあるので、注意しましょう。
少なくとも、暖房の風や熱が直接当たるような場所は避けるようにします。

 

 

かわいいあまりに、水をあげすぎないようにします

 

 

・過湿
冬の間に水切れしないようにと注意しすぎて、過湿になることがあります。
一般的な鉢植えもそうですが、本来一定の水分量を保てるはずの、
底面給水鉢でも過湿が起こる場合があります。

 

底面給水鉢は、不織布が水を吸い上げて土に染みこませる仕組みとなっています。
ところが、鉢皿に水を入れすぎると、鉢底が水に沈んでしまいます。

 

鉢底が水に沈んでしまうと、そこが常に湿気た状態となるため、
適度な水分量を保つことができなくなります。

 

鉢皿に水を溜める時は、鉢皿の高さの5割~7割くらいのとどめ、
鉢底に水面が触れないように注意します。

 

普通鉢の場合も、必ず土の表面が乾いてから水を与えるようにします。
シクラメンの花や葉がぐったりしているからといって、水切れが原因とは限りません。

 

土の状態をチェックして、乾いているのを確認してから水を与えます。

>>シクラメン 根腐れ

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方



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