ガーデンシクラメン 室内 育て方

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ガーデンシクラメン 室内の育て方は?

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ガーデンシクラメンにも美しい花が増えました、部屋でも鑑賞したいですね♪

 

 

シクラメンには色々な品種がありますが、
大型のシクラメン、ガーデンシクラメン、ミニシクラメン、
原種シクラメンに分けることができます。

 

大型で大輪咲きのシクラメンは、適温範囲が少し狭いため、
冬の間は室内で管理しながら鑑賞して楽しみます。

 

ミニシクラメンは、大輪咲きに比べて花の大きさが小さい品種群です。
性質は品種によって少しずつ異なりますが、ミニシクラメンの場合は、
大輪咲きのシクラメンに比べると、少し耐寒性があるものが多いです。

 

ガーデンシクラメンは、大型のシクラメンに比べると、
耐寒性も耐暑性もあるため、年間を通して戸外・室内で管理し楽しめます。

 

ですので、ガーデンシクラメンは戸外で管理することが多いのです。
ガーデンシクラメンを室内で育てるには、少し工夫が必要です。

 

[ガーデンシクラメン 室内の育て方]

 

 

■ガーデンシクラメンの性質

 

ガーデンシクラメンは、大型シクラメンに比べ、寒さにも暑さにも比較的強いです。

近日、品種改良により、冬の花壇に植えても開花する品種も増えました。

 

ただし、強いといっても、耐寒性の強い植物に比べれば、寒さには弱いですし、
夏の暑さに強い植物に比べれば暑さにも弱いです。

 

ガーデンシクラメンは、シクラメンの仲間の中では、
耐寒性と耐暑性が強いですが、一般の植物よりは寒暖には繊細です。

 

夏の暑さは、風通しの良い日陰で管理するなどして夏越しすることができます。
冬の寒さは、霜がおりたり土が凍ったりしないように防寒します。

 

ガーデンシクラメンは、夏の間は暑さをしのぐため、休眠するものもあり、
非休眠状態で夏越ししている場合も、生育はわずかです。

 

ガーデンシクラメンの花後の生育期間は、夏の終わり頃から初夏までです。
この生育期間中は、日当たりの良い場所に置いて日光をたくさん浴びせることで、
新しい葉芽や花芽を形成し、大きく育ちます。

 

 

日の当たる窓辺に置いて、時々窓を開けて風を入れると良いです

 

 

■ガーデンシクラメンの室内での管理法

 

基本的には屋外管理をするガーデンシクラメンですが、
最近では花型や花色の種類も豊富になり、室内でも楽しみたくなりますね。

 

室内栽培の場合、できるだけ屋外の自然環境と似た環境を作ることが大切です。

ガーデンシクラメンを室内で丈夫に育てるためのコツをご紹介します。

 

・置き場所
ガーデンシクラメンは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
室内でも窓辺なら日当たりが良いと感じるかもしれませんが、
実は戸外と比べるとずいぶんと日当たりが悪くなります。

 

また、秋~春までの寒い時期には、窓を閉め切っていることも多いです。
窓を閉めていると、室内の空気が動かないので、
必然的にガーデンシクラメンの周りも風通しが悪くなってしまいます。

 

ガーデンシクラメンを室内で楽しむためには、
まずこの日当たり風通しの2点をクリアする必要があります。

 

 

葉組み、花柄摘みなど基本的な世話をすると、よく咲きます

 

 

◎日当たり
室内の中であれば、やはり窓辺が一番日当たりの良い場所となります。
できれば日が差し込んでいる場所が適しています。

 

それでも、戸外の日当たりの良い場所よりは、日照時間が短くなります。
日照不足になったガーデンシクラメンは、葉がやたらと大きくなったり、
球根から出た新芽などが大きく育ちにくかったりすることがあります。

 

せっかく伸びてきた花芽も、日照不足によって枯れてしまうことがあります。

 

室内のできるだけ日当たりの良い場所に置くとともに、
時々は戸外に出して日光浴をさせましょう。

 

できれば晴れた日は毎日出してあげたいところですが、
都合で毎日は難しい場合もあるでしょう。

 

その場合は、水やりのタイミングで日光浴をさせるようにします。
ガーデンシクラメンは、戸外で管理する時と同じように、水はけの良い土で育てます。

 

冬の寒い時期であれば、毎日~数日に1回のペースで水やりをします。
この水を与える時に、必ず鉢底から余分な水が出てくるまで与えるようにします。

 

室内であれば鉢皿で受ける必要がありますが、戸外なら鉢皿は不要です。
水やりをする日、戸外の日当たりの良い場所に、
ガーデンシクラメンを置き、水をたっぷり与えます。

 

余分な水が切れてからも、できれば午前中いっぱいくらいは戸外で日光浴をさせましょう。
たった数日間の日光浴でも、日照不足を解消するにはお勧めの方法です。

 

 

天気の良い日は、外に出して日光浴をさせます(原種シクラメン)

 

 

◎風通し
風通しの悪い場所で管理していると、株元が蒸れてしまったり、
球根や葉柄、花柄にカビが発生することがあります。

 

また、コナジラミやハダニなど害虫が発生し、株を弱らせることもあります。
できるだけ風通しの良い場所を選びたいですが、室内では難しい場合は、

 

日当たりを確保する時と同じように、
時々は外に出して戸外の新鮮な空気に当ててあげましょう。 

 

ただし、あまり強風が吹いている時は戸外に出すのを控えます。
室内で管理している株は、常に戸外で管理している株に比べ、
少し性質が弱くなる場合があります。

 

穏やかな室内に慣れてきたところで、寒い風が吹き抜ける戸外に出すと、
株がストレスを受けて一気に傷むことがあります。

風通しといっても、強い風ではなくそよ風くらいが最適です。
また、室内を換気するとき、あけた窓辺に置いておくだけでも違います。

 

・その他の管理
置き場所や水やりの他、追肥や夏越し中の管理は、
戸外で管理している株と同じで構いません。

 

上手に管理すれば、室内であっても、
何年もガーデンシクラメンを楽しむことができます。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方



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