シクラメン 育て方

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シクラメンの害虫

読了までの目安時間:約 9分

 

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Cyclamen

シクラメンを育てていると、葉や花に異変が見られることがあります

 
病気でも管理が悪いわけでもない場合、考えられるのはやはり害虫です。

シクラメンにつきやすい害虫をあらかじめ知っておくと、
見つけた時に慌てずに対処できます。

 

 

[シクラメンの害虫]

 

 

■スリップス(アザミウマ)

 

◎発生時期と状況
初夏~初秋のうち、梅雨を除いて発生します。
細長い姿をしていて、羽のない幼虫のうちは歩き回り、
成虫になってからは飛んだり跳ねたりしながら移動していきます。

 

ただし、スリップスにはたくさんの種類がおり、
シクラメンにつくスリップスはそのうちのいくつかの種類です。
種類によって生育サイクルが微妙に違うため、年中発生する可能性があります。

 

スリップスは、シクラメンの葉や花の汁を吸って食害します。
花は蕾の時に吸汁されることが多く、
花びらがかすり状になってしまったり、奇形花になります。
吸汁された状態によっては、花は咲かずに終わることもあります。

 

葉に症状が出る場合、ぽこぽことちりめん状になることがあります。
また、ウイルスなどを媒介することもあるので注意が要ります。

 

葉や花に奇形のものが見つかった場合は、
スリップスがついている可能性が高くなります。

 

卵から成虫になるまでのサイクルが気温や種類によって変わり、
だいたい15日~45日くらいのサイクルです。

 

スリップスの雌は一生のうちに100個単位で卵を産むため、
1匹1匹が小さくても、数が増えると深刻な状態に陥ることがあります。

 

◎対策
防虫用の粘着フィルムを株の周りに貼り、成虫が株につくのを防ぐ方法があります。
また、専用の薬剤を散布することで防除することもできます。

 

中には抵抗性が出るものもあるため、同じ薬を使うのには限界があります。
薬剤はベニカ水溶剤などが使えます。

 

 

aburamusi

■アブラムシ

 

◎発生時期と状況
特に、春と秋に発生することが多い害虫です。
スリップスと同じように、シクラメンの茎や花、葉にくっついて吸汁し、
株をじわじわと弱らせていきます。

 

吸汁された部分は、かすり状になったり、ちりめん状になったりすると共に、
繁殖したアブラムシがびっしりと張り付いていることもあります。

 

アブラムシもウイルスを媒介することがあるため、
できれば1匹もつけたくない害虫です。

 

1匹つくと、繁殖力がとても強いため、どんどん数が増えていきます。
できる限り排除することと、ごく初期の段階で駆除することが大切です。

 

◎対策
アブラムシは光るものを嫌うため、
アルミ箔などを株元や鉢の周りに置いておく方法があります。

 

専用の薬剤は色々とありますが、
シクラメンが指定品種に入っているか、必ず確認してから使用しましょう。
薬剤はベストガード粒剤などが使えます。

 

また、数が少ないうちは、粘着テープなどで捕殺して駆除します。
まだ数か所についている状態なら、
アブラムシがついている部分のみを摘み取って処分する方法もあります。

 

 

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■ヨトウムシ

 

◎発生時期と状況
春と秋に発生しますが、シクラメンは秋に発生が集中することが多いようです。
ヨトウムシとは蛾の幼虫のことで、この幼虫が、葉や蕾を食害します。

 

まだ小さな蕾や葉を狙うことが多いため、
一瞬にして丸裸になってしまうこともあります。

 

ヨトウムシは夜盗(よとう)という名の通り、夜間に食害することが多い害虫です。
いつのまにか葉や蕾がかじられていたら、ヨトウムシの仕業です。

 

夜間に活動するため、昼間は幼虫が見つけにくいのも、ヨトウムシの特徴です。
幼虫を見つけることができなくても、近くに糞があれば、幼虫がいる証拠です。

 

◎対策
発生してしまった後だと、食害にあってから気が付くことが多く、
手遅れになってしまうケースもあります。

 

できるだけ発生を抑えるため、8月頃に専用の薬剤を散布しておきましょう。
薬剤は、ベニカS乳剤などが使えます。

 

発生してしまった場合は、被害が大きくなる前に捕殺するようにします。
昼間に探しても見つけられないことが多いですが、
夕方以降に探してみると見つかることが多いです。

 

幼虫がまだ小さいうちは、黄緑色をしていますが、
大きくなってくると濃い茶色になってきます。
暗い時間帯でも、懐中電灯を使って隅々までチェックしましょう。

 

 

■シクラメンホコリダニ

 

◎発生時期と状況
初夏~初秋のうち、梅雨を除いた時期に発生しやすい害虫です。
高温で乾燥している時期に発生しやすくなるため、注意が必要です。
ダニの一種なので、葉や花、蕾について、吸汁します。

 

スリップスなどの吸汁系の害虫と同じように、
葉や花など、柔らかい部分を狙ってきます。

 

吸汁されてしまうと、葉が委縮したようにちぢれ、
蕾が満足に開かなかったり、奇形花になってしまったりします。

 

また、花や葉が奇形になる他、発生してから時間が経つと、
表面が埃をかぶったように白くなります。

 

◎対策
高温乾燥期に発生することが多いため、株の風通しをよくしておきます。
ただし、乾燥期に発生するからといって、
シクラメン自体を過湿状態にすると、株が傷むので注意します。

 

専用の薬剤を散布することで防除することもできます。
薬剤は、カネマイトなどが使用できます。

 

セントポーリアやガーベラなどにもつく害虫のため、
シクラメンとはできるだけ離して管理するようにしましょう。

 

 

namekuji

■ナメクジ

 

◎発生時期と状況
春~秋に発生します。
ナメクジは湿気た場所を好み、昼間は湿った土の上などでじっとしています。
夜になると動き出し、食害を始めます。

 

食害されると、葉や花、蕾に穴があき、
ナメクジが通ったあとには粘液が残って光っています。
粘液は乾いてもキラキラと光るので、すぐに見つけられます。

 

ナメクジは葉や花の大きさに関わらず食べますが、
特に新芽は食害にあいやすいです。

 

蕾だけなくなって茎だけになってしまっていたり、
ナメクジが通った時の粘液で蕾が開かなくなってしまうこともあります。

 

◎対策
湿気た場所を好むので、できるだけ湿気させないことが大切です。
被害が出た時、昼間は姿を見つけるのが難しいですが、
夜になると出てくるため、見つけ次第捕殺します。

 

また、昼間でも、鉢の裏などに集まっていることもあるので、
その場合もすぐに捕殺します。

 

花や野菜に使えるナメクジ駆除剤もあるので、それらも効果的です。
他にも、ナメクジを集めて捕獲する装置もあります。

 

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シクラメンの病害虫

シクラメン プルプラセンスの育て方

読了までの目安時間:約 10分

 

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cyclamen purpurascens

プルプラセンス C)ペットエコ&ザガーデン楽天市場店

 

 

■原種シクラメン プルプラセンス 栽培データ

 

学名 cyclamen purpurascens
形態 多年草
原産地 ヨーロッパ(アルプス山脈周辺に広く分布)
草丈/樹高  10cm~15cm
開花期 6月下旬~10月上旬
花色 白、赤紫、薄紫
香り 強い(バラのようなフローラルの香り)
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 強い(-10度くらいまで)
耐暑性 やや弱い(真夏の強い日差しは避ける)
耐乾性 弱い
特性・用途  鉢植え・庭植えが可能、香りが楽しめる

 

 

■シクラメン プルプラセンスの育て方

 

・プルプラセンスの特徴
プルプラセンスは「紫色の」という意味があります。
そのため、花色は赤紫色をしていることがほとんどです。

 

同じ赤紫色でも、株によって濃淡が違うので、
好きな濃さの花色と葉の組み合わせを探す楽しみがあります。
赤紫色の他に、白花もあります。

 

花びらは細長く、口元が角張っている上に、
花茎も細く繊細なので、スリムでスタイリッシュな印象があります。

 

白花は、花全体が真っ白なわけではなく、
花の中心部分には、少しピンクが入るものが多いです。

 

白花は赤紫色の花のものよりも性質が弱く、
生長が遅いため、少し育てにくいところがあります。

 

シクラメンは無臭のイメージが強いですが、
こちらは素晴らしい香りを持っています。

 

原種らしい可愛らしさ、スッキリとした花形、変種の多い常緑の葉、甘い香りと、
プルプラセンスには魅力が詰め込まれています。

 

葉は丸みを帯びたハート型をしていて、
斑の柄の変種も多いため、各種を育てたくなります。

 

葉の裏はミラビレのように赤みを帯びるものが多く、
中には葉の表面も薄く色づくものもあるようです。
ただし、葉が大きくなるにつれ、表面の赤みは薄れていってしまいます。

 

塊茎は楕円形で、表面は薄い茶色をしています。
表面の皮が薄いため、乾燥に弱い性質があります。

 

年中湿り気を要求するので、乾燥には注意が必要です。
発芽後、2年~3年の間は、塊茎全体から根が発生しますが、
2年~3年後は、湿気が安定している塊茎下部から根のたくさん出すようになります。

 

・栽培環境
自生していた場所が、常緑樹の林の中で、
腐葉土に埋もれるようにして生育しているため、

直射日光を嫌い、常に湿っている場所を好みます。

 

常緑種のため、花のない時期も葉が残ります。
そのため、日光に当てる必要があるように思えますが、そうではありません。

 

生育期であっても、直射日光に当てる時間はごく短い間でだいじょうぶ。
むしろ、夏の間は日差しが強くなるため、
直射日光に当てるのは午前9時までにしておきます。

 

無理に直射日光に当てる必要がないため、
年間を通して半日陰(遮光率50%~70%)の場所で管理すると失敗が少ないです。

 

できれば暑く、日差しの強くなる夏は、
午後から日陰(遮光率70%~90%)になる場所で管理し、
風通しの良い涼しい環境を作ってあげるようにしましょう。

 

 

cyclamen coum005

塊茎を土に隠れるように植え付けます

 

 

・植え付け・植え替え
一般的なシクラメンが休眠期に入る頃から花を咲かせ始めるため、
植え付けと植え替えの時期が異なります。

 

プルプラセンスの植え付けと植え替えを行うのであれば、4月~6月が適期です。

 

地植えの場合は、植え付ける場所を20cmほどの深さに掘り返し、よく耕しておきます。
プルプラセンスは湿り気を好みますが、
水はけが悪いと塊茎や根が腐ってしまうことがあるので、
水はけが悪い場合は、鹿沼土や砂などを足して調整しましょう。
水もちが悪いときは、腐葉土や赤玉土を足して調整するようにします。

 

鉢植えの場合は、鉢底に必ず鉢底石を入れるようにします。
用土は市販されているシクラメン用の培養土で問題ありません。

 

ただ、シクラメン用の培養土の中には、水はけが良すぎるものがあります。
その場合は、腐葉土や赤玉土を少量混ぜ、水もちの良い土に調整しておきます。

植え替えは、1年~2年に1回のペースで問題ありません。

 

地植え、鉢植えに共通して、プルプラセンスを植え付け・植え替えする時は、
塊茎が土から出ないように植え付けます。

 

自生している場所で、腐葉土に埋もれて育つプルプラセンスは、直射日光を嫌います。
その環境に近づけるため、塊茎を土から出さずに、土に隠れるようにしておきます。

 

ただし、深植えにするのは禁物です。
必要以上に深く植えてしまうと、フローラル・トランクという、
生長点が棒状に伸びてしまう現象が置きます。
こうなると、せっかくの株姿が乱れてしまうので、深植えにならないよう注意してください。

 

・水やり
プルプラセンスは常緑種のため、休眠期が存在しません。
そのため、季節に関係なく土が乾いたら水を与えるようにします。
特に鉢植えの場合は、地植えよりも土の乾燥が早まるため、
土の状態をこまめにチェックします。

 

水を与える時は、鉢の底から水が流れ出てくるまでたっぷりと与えるようにします。
花のない冬の間も、土が乾いたら、地植え・鉢植えともに水を与えるようにします。

 

・肥料
年間を通して葉がある状態のため、10日~2週間に1回くらいのペースで、
薄めに作った液体肥料を与えるようにします。

 

・年間の過ごし方
・6月~10月
生育期であるこの時期は、暑い日も多いため、
直射日光のほとんど当たらない、風通しの良い場所で管理します。

 

常緑ではありますが暑さに少し弱いので、
常緑の森の中にいるような、涼しい環境を作ってあげましょう。
夏の間は、毎日水を与えて、熱のこもった土を冷ましてあげるのがお勧めです。

 

・11月~5月
常緑なので葉は残りますが、新葉があまり展開しません。
見た目が同じなので、水も肥料も不要なように思えますが、やはり必要です。

 

プルプラセンスの塊茎は皮が薄く、乾燥に弱いため、
涼しい季節や寒い季節であっても、土の乾燥は禁物です。

 

特に冬の間は、水やりの頻度は少なくなるものの、
乾燥してしまうこともあるので、注意しておきましょう。

 

寒さには強い(-10度くらいまで)ので、たいていの場合、
特別な防寒対策は必要ありません。

 

・増やし方

一般的には、種で増やします。
種の採取方法や、種から育てる方法は、他のシクラメンとほぼ同じです。
プルプラセンスは、種を播いてから発芽するまで時間がかかる場合があります。

 

そのため、半年~1年くらいは諦めずに用土を乾かさないようにしていると、
忘れた頃に発芽することが多々あります。

 

実生から育てた株は、親株とは違った葉の柄や、
花の色をしている場合がありますが、それも楽しみの1つです。
お気に入りの葉や花の株を選抜し、残していくようにしましょう。

 

プルプラセンスは、発芽から数年の間は結実しにくい場合があります。
また、10年を越える株も、だんだんと衰えてきて結実しにくくなってきます。
結実できる元気なうちに、種をとって育てておきましょう。

 

 

■病害虫

気になる病害虫は特にありません。

 

■シクラメン プルプラセンス 育て方のコツ
1.直射日光には極力当てないようにしましょう
2.1年中、水を切らさないように注意が必要です
3.深植え・浅植えにならないように植え付けます 

 

■参考

・ガーデンシクラメンの育て方

・原種シクラメンの蕾が! ←栽培記録

・シクラメン コウムの育て方
・シクラメン ヘデリフォリウムの育て方

[原種シクラメン] ブログ村キーワード

 

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原種シクラメンの育て方

シクラメン ミラビレの育て方

読了までの目安時間:約 9分

 

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cyclamen mirabile010
シクラメン ミラビレ

 

 

■原種シクラメン ミラビレ 栽培スケジュール
akizaki

・秋咲き

 

 

■原種シクラメン ミラビレ 栽培データ

 

学名 cyclamen mirabile
形態 多年草
原産地 トルコ南東部
草丈/樹高  5cm~15cm
開花期 9月~11月
花色 白、ピンク
香り 強い(ココナッツのような香り)
栽培難易度(1~5)  3
耐寒性 やや弱い(要霜よけ)
耐暑性 強い
耐乾性 やや強い(やや乾燥を好む)
特性・用途  香りを楽しめる、花付きが良い

 

 

■シクラメン ミラビレの育て方

 

・ミラビレの特徴
ミラビレには「素晴らしい」「注目すべき」「驚くような」という意味があります。
原種シクラメンの中でも花が美しく、数も多いです。

 

暑さに耐性があるため、日本でも育てやすい品種のうちの1つです。
花色はピンクと白しかありませんが、
透き通るような透明感のあるピンクで非常に美しいです。

 

花びらは少しねじれるようになり、
口元が締まっていてスッキリとした花姿をしています。

 

花びらの先端が、ちぎった和紙のようにぎざぎざになっているのも特徴的です。
秋咲き品種では、少し遅咲きなので、花が咲き始めてからすぐに葉が展開します。

 

そのため、花のみが咲いている期間が短く、花と葉を一緒に観賞できます。
花茎も葉柄も、塊茎からまっすぐ上に伸びるだけでなく、
斜めにも伸びていくので、こんもりと茂ります。

 

ミラビレは葉も魅力的な種です。
葉の形は、丸みを帯びていて、縁がやや鋸歯状になっています。

 

葉色は大きく分けて、濃いグリーンにツリー柄の斑が入るもの、
シルバーリーフにツリー柄の斑が入るもの、斑のないシルバーリーフの3種類です。

 

3種類しかないなら面白みがないように思えますが、
ミラビレの葉の特徴はそれだけではありません。

 

ミラビレの葉は、展開し始めてすぐの新葉が、薄くピンクがかることがあります。
展開して時間が経ち、葉が大きくなると色は薄まっていきます。

 

他にも、葉裏が赤くなるものが多いため、
葉の表面と裏面とで違う色を楽しむことができるのです。

 

塊茎は茶色く、キレイな楕円形をしています。
表面がザラザラして硬いため、乾燥には強いです。

 

その反面、過湿には弱いので注意が必要です。
塊茎の下からやや太い根を伸ばします。

 

・栽培環境

生育期間中は、日向~明るい半日陰の場所で育てるようにします。
半日陰は遮光率30%程度の場所にします。
休眠期間中は、遮光率50%の半日陰で管理するようにしましょう。

 

土がいつも湿っていると、根腐れなどを起こしたり、塊茎が腐ってしまうため、
雨の当たらない場所で管理する方が適しています。
そのため、地植えではなく鉢植えにした方が、水の管理が楽になります。

 

・植え付け・植え替え
植え付けも植え替えも、休眠期である7月~8月が適しています。
雨の当たらない場所に置くことが望ましいので、できれば鉢植え栽培にします。

 

どうしても地植えにして育てたい場合は、
植え付ける場所を20cm~30cmほど掘り返し、よく土を耕しておきます。

 

水はけをよくするため、掘り上げた場所に市販のシクラメンの培養土を入れたり、
元の土に砂などを混ぜて調整しておくようにしましょう。

 

 

Cyclamen coum

塊茎が土に軽く埋まるくらいの深さに植える

 

 

鉢植えにする場合も、水はけがよくなるように、鉢底石を必ず入れ、
シクラメン専用の培養土など、水はけの良い土を使い植え付けます。

 

鉢植えの場合、1年~2年に1回は植え替えるようにします。
鉢の大きさは、塊茎の直径の倍のサイズを選ぶようにしましょう。

 

ミラビレは花茎や葉柄がまっすぐ上方だけでなく、斜めに伸びるものもあります。
そのため、塊茎の頭が土から出ていると、うまく生育しないことがあります。

 

植え付ける時、地植えでも鉢植えでも、
塊茎が土に軽く埋まるくらいの深さに植え付けるようにしましょう。

 

・水やり
できる限り雨の当たらない場所で管理するため、
土の乾き具合は、こまめにチェックするようにしましょう。

 

地植え鉢植えとも、土の表面が乾いているのを確認してから水を与えます。
鉢植えの場合は、鉢底から水が流れ出てくるまでたっぷり与えるようにしましょう。

 

ただし、冬の間は水やりの時間帯に注意が必要です。
夕方以降に水を与えると、気温の下がる夜間に土が凍り、塊茎や根を傷めます。

 

できるだけ午前中に水やりを済ませるようにすると、土が凍りにくくなります。

 

休眠中は、完全に水を切ってしまうか、時々与える程度で十分です。
10日に1回くらいのペースで水を与えましょう。

 

休眠中の水の管理に不安がある場合は、
完全に水を切ってしまった方が、夏越しの成功率が上がります。

 

・肥料
生育期の間は、2週間に1回のペースで、薄めに作った液体肥料を与えます。
休眠期の間は、追肥は不要です。

 

 

cyclamen mirabile011

冬越しに気を遣います

 

 

・冬越し
ミラビレの場合、暑さにはやや耐性があるので、
湿気に注意すれば、比較的夏越しは簡単です。

 

ただし耐暑性がある反面、耐寒性が少し弱いため、冬越しに注意が必要です。
室内に取り込む必要があるほど、弱くはありませんが、
霜に当たると、塊茎が腐ったり、根が傷んでしまいます。

 

株元にワラやバークチップなどのマルチをして霜よけをします。
鉢植えの場合は、軒下などに置いて霜がおりないようにしましょう。

 

また、夕方以降の寒い時間帯に水を与えると、
土が凍って塊茎や根にダメージを与えます。
水やりは午前中に済ませるようにします。

 

もともと乾燥には強いので、
やや乾燥気味に管理しておくと、土が凍りにくくなります。

 

・増やし方
種で増やすのが一般的です。
種の採取方法や、種からの育て方はシクラメンと同じです。
>>シクラメン 種からの育て方

 

ミラビレは10年ほどで100輪を越すほどの花をつけることも可能ですが、
15年以上になると、極端に生育が悪くなることがあります。

 

その頃には、花が咲いても種がつきにくくなっています。
葉の斑入り具合や、葉裏の赤い色の具合など、
親株の生育が悪くなる前に種から育て、選抜しておくことをお勧めします。

 

 

■病害虫
気になる病害虫は特にありません。

 

■シクラメン ミラビレ 育て方のコツ
1.やや乾燥気味で育て、水はけのよい土を使うようにします
2.雨の当たらない場所で育てましょう
3.寒さにやや弱いため、霜よけの必要があります 

 

■参考

・ガーデンシクラメンの育て方

・原種シクラメンの蕾が! ←栽培記録

・シクラメン コウムの育て方
・シクラメン ヘデリフォリウムの育て方

[原種シクラメン] ブログ村キーワード

写真協力=みんなの花図鑑 https://minhana.net/

 

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