ガーデンシクラメン 用土
ガーデンシクラメンを育てる時に、
用土の質や選び方は、とても大切なことです
ガーデンシクラメンの庭植え、プランター、鉢植えなどでも、
適した用土を使うと、とても元気に育ってくれます。
[ガーデンシクラメン 用土]
■ガーデンシクラメンが好む用土は?
ガーデンシクラメンも大型のシクラメンと同様に、
水はけの良い清潔な用土を好みます。
酸性土は苦手なので、花壇など庭植えにする場合は、
苦土石灰を加えて調整しておきましょう。
ガーデンシクラメンは、比較的丈夫な植物ですが、
古土を使うと病気に感染することがあるので、
できる限り新しい用土を使うことをおすすめします。
元肥は、緩効性肥料を規定量の半分~7割程度漉き込みます。
■用土を自作する場合
庭植え、プランター、鉢植えに共通した配合です。
1.小粒の赤玉土6+腐葉土4
2.小粒の赤玉土3+細粒の日向土3+腐葉土4
1.2.のどちらも水はけがよく、通気性にも優れています。
◎庭植えの場合
苗を植え付ける前に、植え付ける場所の土を掘り上げて、
上記の赤玉土、腐葉土の配合土を入れることで、
ガーデンシクラメンに合った土で育てることができます。
もし庭植えで、新しい土に入れ替えず、そのままの土を使う場合は、
植え付ける2週間ほど前までに土を作っておきます。
植え付ける場所を20cmくらいの深さに掘り上げてほぐし、
ゴミなどを取り除きます。
そこに1㎡あたり腐葉土適量と苦土石灰100gを、
加えてよく混ぜ、穴に戻します。
2週間くらいして用土がなじむ頃から、苗の植え付けが可能になります。
ガーデンシクラメンの寄せ植えも「鉢」の用土と同じでOKです
◎鉢の場合
普通鉢の場合も、上記の1.2.の配合がおすすめです。
9月上旬から植え付けられます。
もし、植え付けが11月中旬を過ぎる場合は、
「2.小粒の赤玉土3+細粒の日向土3+腐葉土4」が、
水はけが良いのでお勧めです。
元肥は、緩効性肥料を規定量の半分~7割程度、
追肥は液体肥料を水やりのかわりに与えます。
◎底面給水鉢の場合
底面給水鉢も同様の用土でだいじょうぶですが、
丁寧に植え付ける場合は、もう一工夫してみましょう。
不織布などから吸い上げた水を、
鉢の中全体にまんべんなく行きわたらせるため、
細かく砕いたパーライトを入れます。
全体の1割くらいの量のパーライトを加えてよく混ぜ、植え付ける時に使います。
専用の培養土も販売されています
■市販の培養土は?
ガーデンシクラメンが育つのにちょうどよい状態に配合された、
培養土が各社から販売されています。
「ガーデンシクラメン シクラメンの土」などという名前で、
園芸店、ネット、ホームセンターなどでも扱っています。
初心者の方や、少ない量を育てたい方などは、
専用の培養土を使うと間違いがありません。
地植えの場合、植え付ける場所の土を掘り返してほぐした後、
全体の3割くらいの専用培養土を混ぜると、最適な良い土になります。
■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え