ガーデンシクラメン 花が咲かない

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ガーデンシクラメン 花が咲かない

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ガーデンシクラメンを育てていると、
開花期なのに花が咲かないということがあります

 

 

購入してしばらくは咲いていたのに、
1か月ほどしたら花が咲かなくなることもあります。

 

夏越しさせて何年も育てている株であっても、
花が咲かなくなったと悩みむかたも多いです。

 

ガーデンシクラメンは、晩秋から春まで花を楽しめる貴重な植物です。
花が咲かない原因を探り、また開花させる方法をご紹介します。

 

 

[ガーデンシクラメン 花が咲かない]

 

 

◎まず状態をチェックする
ガーデンシクラメンの花が咲かない理由は、一つだけではありません。

 

それぞれの株の状態によって、理由が異なるので、
まずはどのような状態になってるかをチェックします。

 

ガーデンシクラメンの葉の中心部を広げて見ると、
球根の上に小さな新しい芽が、複数出ているのが見えます。

 

この新芽の中には、葉と蕾があるのですが、
小さくても蕾がついているかどうかが重要なことです。

 

状態によっては、小さい蕾がついている場合もありますし、
蕾が一つもついていない場合もあります。

 

 

非休眠で夏越しさせたガーデンシクラメン

 

 

■蕾があるのに花が咲かない

 

小さい蕾、中くらいの蕾など、どのようなサイズであっても、
ガーデンシクラメンに蕾があるのに花が咲かない原因は何でしょう?

 

・日照不足
ガーデンシクラメンは、太陽の光が大好きです。
特に開花期である冬から春の間は、日光が欠かせません。

 

日当たりの悪い場所で育てていると、
株の中心から育っている、新しい芽に光が届かず、
日照不足となり、新しい蕾や葉が育ちにくいのです。

 

株の表面部分は日当たりが良くても、葉が茂り過ぎて、
新芽に光が届いていない場合も、日照不足となります。

 

その場合は、葉組みをして、株の中心に空間を作ってあげましょう。
株の中心まで光が入るようになれば、日照不足も解消でき、
小さな蕾も健全に育ちます。
>>シクラメン 葉組み方法

 

・環境が悪かった
ガーデンシクラメンを買ってきて植え付けた後、
しばらくは咲いていたけれど、花が途切れてしまうことがあります。

 

その場合でも、新しい蕾が出ているのであれば、特に問題はありません。
本来は、次々と新しい蕾が出てきて、順番に開花するのですが、
途中、環境の変化などのため、蕾が枯れた可能性があります。

 

ただ、新しい蕾があれば、その後に安定した好環境に戻ったので、
新しい蕾が伸びてきている状態です。

 

途中で蕾が枯れてしまっていた時期があるため、
一時的に花も咲いていないということになります。

 

蕾が枯れた原因は、過湿や水切れ、肥料切れ、日照不足、
暑さに当たった、冷たい強風に当たったなどが考えられます。

 

現状で蕾ができているのであれば、
その蕾がきちんと開花できるよう、手入れをしてあげましょう。

 

 

夏越し3年目のガーデンシクラメン、これから開花していきます

 

・開花にはまだ早い
購入したばかりの株ではなく、夏越しをした2年目以降の株の場合、
まだ開花する時期に、なっていない場合があります。

 

ガーデンシクラメンの非休眠株の場合、
早いと11月の下旬頃から蕾ができ花が咲いてきます。

 

ガーデンシクラメンの休眠株の場合、
芽が動き出すのが遅くなるため、
早くても開花は12月頃からになります。

 

休眠株は、年を越して1月頃から開花が始まるのが普通です。
遅ければ2月頃になることもあります。

 

蕾が出ている状態であれば、蕾が健康に育てば必ず開花します。
焦らず世話を続けて待ちましょう。
*ガーデンシクラメンは、非休眠株での夏越しが、比較的楽なので、
休眠させずに夏を乗り切ると開花も早く楽しめます。

 

 

■蕾がない・枯れている場合

 

ガーデンシクラメンの葉の中心を広げて見ると、
新しい蕾がまったく見えない場合の原因は何でしょう?

 

・開花期が終わった
春頃、そろそろ花期が終わるという頃になると、
やはり次に咲く蕾はつきにくくなります。

 

だいたい4月~5月頃まで咲いて、
その後は非休眠株であっても、
基本的には多くの花は咲きません。

次のシーズンを楽しみに待ちましょう。

 

 

Cyclamen-niwaue

ガーデンシクラメンの植え付け方 地植え

 

 

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ガーデンシクラメンの植え付け方 鉢植え

 

 

・深植えした
ガーデンシクラメンは湿気に弱く、植え付ける時には、
球根が半分くらい見えるように植え付けるのが鉄則です。

 

球根が完全に土に埋まっているような深植えをしてしまうと、
株元から湿気によって腐ってきてしまうことがあります。

 

腐ってくると新しい芽を出すことができないため、
蕾がない状態となってしまいます。

 

そのまま放っておくと、花も咲かずに枯れてしまうので、
できるだけ早い段階で植え直しをしてあげましょう。

 

・球根が古い
ガーデンシクラメンを夏越しさせながら何年も育てていると、
ある程度の年数で、球根が老化して開花しなくなります。

 

老化した球根は、リフレッシュさせることができません。
よくある品種であれば、また新しい株を購入しても良いでしょう。

 

もし気に入っている株であれば、少し衰えてきたなと感じたら、
早いうちに種をとって、種から育ててみるのも楽しみです。

 

ただし、もとのガーデンシクラメンと、
まったく同じ花が咲くとは限りません。

 

 

栽培環境が良いと夏越しした株でも、12月頃から次々と開花します

 

 

・栽培環境が悪い
ガーデンシクラメンの新芽が育たない、
一番の理由は、日照不足です。

 

さらに、

 

・何度も水切れを起こした
・湿度の高い環境に置いていた
・暑すぎる場所に置いていた
・肥料が少ない・多すぎる

 

など、栽培環境が悪い状態だと、花芽も育ちません。

 

どれも株自体が急激に枯れてしまうことはなくても、
花を咲かせるところまでいかない場合が多いです。

 

ガーデンシクラメンの基本の手入れは、
ていねいに忘れずに行います。
>>ガーデンシクラメンの育て方

 

■参考
・ガーデンシクラメンの育て方 12月

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方



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シクラメンの育て方 Q&A

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