ガーデンシクラメンの育て方 2月
軽井沢育ちのガーデンシクラメンです、しっかり育っています
2月は、一年で一番寒い時期ですが、
それでも寒さに耐えてガーデンシクラメンは育っています。
寒さが厳しくなり、新しい花芽の発生もややゆっくりですが、
ガーデンシクラメンは、次から次へと花を咲かせます。
地植えにしている株は、早朝に霜が降りて、
葉が凍ってしまったようになることがあります。
葉の表面が白く凍っていても、慌てなくても大丈夫です。
日中に気温が上がり、葉の表面の氷が溶ければ、また元に戻ります。
2月も基本の手入れを忘れず、丁寧に行うことで、
ガーデンシクラメンを春まで長く楽しむことができます。
[ガーデンシクラメンの育て方 2月]
■基本の栽培管理
・栽培場所と防寒対策
・地植え
寒い地域の庭植えや花壇植えでは、防寒対策をします。
株元にバークチップ、腐葉土、ワラでマルチングすると安心です。
冷え込みが厳しく、霜が降りたり凍りそうなときは、
夕方から朝に、白色寒冷紗などをかけて、寒さをを防ぎます。
メティス ビクトリア デコラ、次々と元気に開花します
・鉢植え
鉢植えにしているものは、戸外でも室内でも楽しむことができます。
庭も室内も、できるだけ日当たりの良い場所に置くようにし、
新芽に日光を当てるようにします。
鉢植えの場合、地植えよりも気温の変化の影響を受けやすいです。
基本的には、日当たりが良く、霜の降りない軒下などに置きます。
夜に0度以下まで冷え込むことが予想される日は、
暖房のついていない玄関などの室内に取り入れます。
室内で楽しんでいる株も、晴れて気温が高めの日は、
日光浴のために外に出し、日が暮れる前に室内に取り込みます。
メティス ビクトリア デコラ、華やかな色で愛らしい花びらです
・水やり
地植え、鉢植えとも、土の表面が乾いたら水を与えます。
水を与えるときは、気温が上がり始める午前中に水やりをします。
夕方に水を与えると、水分を含んだ土が冷えて凍る場合があり、
土が凍ると、根や球根が傷むので注意しましょう。
・追肥
気温が低いため、開花スピードは遅くなりますが、
花付きをよくするために、追肥を行います。
1週間に1回、液体肥料を水の代わりに与えます。
液体肥料は、根を強くして耐寒性を強める、
カリ成分を多く含んだものを与えるものが良いです。
寄せ植えのガーデンシクラメンも、とっても元気です
■2月のガーデンシクラメンの状態
・購入した株
年を越しても、まだまだ花が咲いている時期です。
新しい芽が出てきた分、株姿も乱れてきます。
株姿が乱れ、葉が中心に集まってくると、
新芽に光が当たりにくくなります。
葉や花茎がバラバラしてきたら、葉組みをします。
>シクラメン 葉組み方法
・夏越しした株
夏越しした株は、購入株よりも開花が遅れます。
夏越しした株の中でも、完全に休眠して夏越しした株と、
休眠せずに葉を残して夏越しした株と比べると、
休眠した株の方が開花が遅くなります。
2月になると、休眠して夏越しした株も、満開の状態になってきます。
次々と育っている新芽がしっかりと育つように、
花ガラや傷んだ葉を摘み葉組みをし、手入れをしてあげましょう。
*ガーデンシクラメンの基本の手入れは、ていねいにすると花がたくさん咲きます
>>ガーデンシクラメンの育て方