シクラメン 育て方

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ガーデンシクラメンの育て方

読了までの目安時間:約 13分

 

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■ガーデンシクラメン 栽培スケジュール

 

GS-Schedule

 

 

■ガーデンシクラメン 栽培データ

 

英名・学名 cyclamen・cyclamen persicum
形態 多年草
原産地 北アフリカ~中近東、地中海沿岸
草丈/樹高  15cm~25cm
開花期 10月~4月
花色 白、赤、ピンク、紫、複色
栽培難易度(1~5)  2
耐寒性 やや弱い
耐暑性 普通
特性・用途  花期が長い

 

 

Cyclamen

ガーデンシクラメンは、耐寒性が強く、
室内で楽しむ大型シクラメンよりも、栽培がとても容易で、

1株500~700円(2015.10.28 ネット価格)と、価格もかなり安いです。

 

冬季は、庭に花が少なくて寂しい時期です。
姿形、花色が豊富で、葉の模様や色も多彩な、
ガーデンシクラメンで、寄せ植えや庭を彩ることができます。

 

 

■ガーデンシクラメンの育て方

 

・苗を選ぶ場合
9~11月頃になると、園芸店やホームセンターなどに、
ガーデンシクラメンの苗が並び始めます。

 

苗が多い早い時期に購入する方が好みの品種を選べます。
しかし、あまり早い時期に購入しすると、
暑さや環境の変化で株が急激に弱ることがあります。

 

ガーデンシクラメンの苗は、ある程度涼しくなる、
10月中旬以降に購入したほうが、冬に向けて元気な苗を選びやすいです。

 

また、ガーデンシクラメンは、品種により耐寒性・耐暑性がかなり違います。
なので、品種とその特徴を理解して購入すると育てやすいです。

 

 

gardenCyclamen

健康な苗を選ぶと寄せ植えも長く楽しめます

 

 

◎ガーデンシクラメン 良い苗の選び方
1.葉の枚数が多く大きさがそろっている
2.花、蕾が多く球根にも新しい蕾が多数ついている
3.球根や葉が黄ばんでいたりカビが生えていない
4.葉や花に変色や変形がない
5.品種が明記されている
*より詳細は下記をご覧ください。
>>ガーデンシクラメン 苗の選び方

 

・栽培環境
ガーデンシクラメンは、大型のシクラメンに比べると、
耐寒性が強く耐暑性もやや強いので、
屋外で比較的容易に育てることができます。

 

花壇、庭などに地植えもできますし、
寄せ植え・鉢植えなど容器栽培にも向いています。

 

寒さよりも暑さに多少弱いので、
地植えで夏越しをさせたい場合は、
冬は日が当たり、夏は明るい日陰や半日陰になる場所が最適です。

 

湿気が高く、空気がこもった状態を嫌うので、
いずれの季節も風通しの良い場所が適しています。

 

・植え場所の準備

◎庭植え=地植えの場合
苗を植え付ける2週間ほど前には、植え付け場所の準備を終えます。
植え付ける場所を、深さ15cm~20cmほど掘り返し、
よく耕してふかふかにしておきます。

 

ガーデンシクラメンは水はけの良い土を好みます。
水はけが悪い場合は、腐葉土を入れたり、
植え付け場所を高くして調整しておきましょう。

 

そして、元肥として粒状の緩効性化成肥料を加えて、
土とよく混ぜておきます。

 

 

Gardencyclamen (1)

透き通るような花びらが魅力です

 

 

◎鉢やプランターの場合
鉢やプランターで育てる場合、
深さが15cm~20cmくらいのものを選ぶようにしましょう。

 

ガーデンシクラメンは、あまり深くに根を張らないため、
深鉢にする必要はありません。

 

むしろ必要以上に深い容器に植えてしまうと、
水はけが悪くなって株が弱ることもあります。

 

深鉢にしたい場合は、
鉢底石を多めに入れて深さを調整するようにします。

 

容器の底には、必ず鉢底石などを敷き、
水はけが良くなるようにしておきます。

 

使用する用土は、初心者のかたは、シクラメン専用の培養土を使うと安心です。
自作する場合は、小粒赤玉土6割、腐葉土4割に、
緩効性化成肥料を通常量の半分くらい足すのが良いでしょう。

 

・植え付け
ガーデンシクラメンが寒さに強いといっても、
本格的に寒くなるまでにしっかりと根を張らせておかないと、
寒さに耐えられなくなり、枯れることがあります。

 

本格的に寒くなる1か月ほど前には、植え付けを済ませておくようにします。
鉢植えであれば、12月上旬頃まで植え付け可能です。

 

しかし安全策をとって鉢植え庭植え地植えも、
11月中旬頃までに植え付けることをおすすめします。

 

 

Cyclamen-niwaue

◎庭植え=地植えの場合

ガーデンシクラメンは、生育・開花中に、

花ガラ摘みや葉組みなどの手入れをするとよく育ちます。

 

この花ガラ摘みや葉組みをするために、
苗は手の届く範囲内、花壇の手前に植え付けることをお勧めします。

 

では、まず苗をポットのまま植え付ける予定の場所に置いて、
場所を確認しておき、配色などもチェックします。

 

ガーデンシクラメンを複数植える場合、
株間は15cm~20cmと、やや狭くとっておきます。
*株間は、株の中心から中心の距離です。

 

株間を広くとっても、葉が横に伸びて茂らないので、
広くとりすぎると貧弱に見えてしまいます。

 

株が干渉しない程度に株間をあけて植え付けると、
無駄な隙間がうまれず、見栄えがします。

 

植え付ける時は、ポット苗の球根の位置が良いか確認しておきます。
ガーデンシクラメンは、球根が表土から少し出ているくらいが良い状態です。

 

球根が土に埋まってしまっていると、腐ったりカビが生えやすくなります。
もしポットの球根が、土に埋まっている場合は、
球根の周りの土を押さえて、球根上部を見えるようにします。

 

 

Cyclamen-hatiue

◎鉢やプランターの場合
鉢やプランターの場合も、ち庭植えとほとんど同じです。
株間はあまり広くとる必要はありませんし、
球根の上部は上に出すように調節しましょう。

 

どちらの庭植え、容器栽培とも、
植え付けた後は水をたっぷりと与えておきましょう。
ただし、球根や葉、花に水がかかららないように注意します。

 

・水やり
植え付けから1週間~2週間ほどは、まだ根が落ち着いていないため、
あまり乾燥させないように水やりをします。

 

それ以降、地植えはよほど雨が降らずに、
土が乾燥していると感じた時のみ、水を与えるようにします。

 

寄せ植えや鉢植えの場合も、
冬の間は土の表面が乾いて見えてから2日~3日経ってから、
容器の底から水が出てくるまでたっぷり与えるようにします。

 

冬の間、夕方以降に水を与えると、水が凍って株が傷みます。
できるだけ気温の高い日中に与えるようにします。

 

どの時期でも、水を与える時は、
花、葉、球根に水が当たらないように注意してください。

 

じょうろの蓮口を外したり、水差しのような先の細いもので、
株の周りの土に直接水をかけるようにします。
夏場、休眠している株には水は不要です。

 

・追肥
植え付けから2週間~3週間の間は、
元肥が効いているので、追肥は必要ありません。

 

それ以降は、1週間に1回のペースで、
規定通りの薄めた液体肥料を与えるようにします。

夏に休眠した株には、追肥をする必要はありません。

 

 

・花ガラ摘み
咲き終わった花や、傷んだ葉があったら、こまめに摘むようにします。
茎の付け根を指で持ち、軽くひねるようにして引っ張ると
比較的簡単に摘み取ることができます。

傷んだり黄ばんだ葉も、同様に取り去ります。

 

 


・葉組み
また、株姿が乱れたり、葉が中央に寄りすぎて、
新しい蕾や葉に日が当たりにくい場合は、葉組みを行います。

 

葉を外側に広がるように指で引っ張り、中央に日が当たるようにします。
また、葉が内側に、蕾が外側になっている場合は、
茎が折れないように注意しながら、花が中心にくるように寄せます。

 

・植え替え
庭植えや寄せ植えにしたガーデンシクラメンは、
できれば5月に1株ずつ4~5号の鉢に清潔な用土で植え替えます。

 

・夏越し
◎非休眠株
ガーデンシクラメンは、休眠しない品種が多いです。
風通しの良い半日陰に置き、水やり、追肥も行います。
開花することもあるので、花ガラや枯葉を取り除いてください。

 

◎休眠株
初夏になり、だんだんと葉が少なくなってきたら、休眠の準備に入っています。
徐々に水やりの回数を減らしていくと、完全に葉が枯れて球根だけが残ります。

 

容器栽培の場合は、そのまま風通しの良い涼しい日陰に置いておきます。
庭植えの場合、涼しい場所であれば植えたままでも良いですが、
梅雨までに掘り上げて鉢上げし、涼しい場所に移動させておく方が無難です。

 

 

Cyclamen (3)

 

Gardencyclamen (2)

ガーデンシクラメンをこのように世話をすると、
9~10月くらいから花芽が次々と上がって咲き始めます。

 

 

■病害虫

 

ガーデンシクラメンは、過湿の状態になると、
病害虫の被害にあうことが多くなります。

 

病気では灰色カビ病というものにかかりやすくなり、
害虫ではナメクジが葉や花を食害します。

 

どちらも過湿が原因で起きやすいので、土は水はけの良いものを使い、
水やりは土が乾いてから与えるようにしましょう。

 

■ガーデンシクラメン 育て方のコツ
1.病気や徒長していない健康な苗を選びます
2.水はけの良い清潔な土に植え付けます
3.過湿や風通しには十分注意します 

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

>>シクラメンを各種見てみる
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シクラメンの育て方

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■シクラメン 栽培データ

 

英名・学名 cyclamen・cyclamen persicum Mill.
形態 多年草
原産地 北アフリカ~中近東、地中海沿岸
草丈/樹高  10cm~70cm
開花期 9月下旬~3月
花色 白、赤、ピンク、紫、複色
栽培難易度(1~5)  2
耐寒性 やや弱い~弱い
耐暑性 普通~やや弱い
特性・用途  花期が長い

 

 

Cyclamen3

シクラメンの大きな鉢植えが店頭に並び始めると、
花の美しさと、いよいよ年末だな……とわくわくします

 

 

見た目が立派でゴージャスなシクラメンなので、
育て方が難しいと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
1つ1つていねいに手入れをしていけば、何年も楽しむことができます。 


 

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シクラメンの育て方

シクラメンの用土

読了までの目安時間:約 7分

 

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Cyclamen011

じょうずに育てると来シーズンも開花します

 

 

シクラメンを植え替える時、絶対に必要なものが用土です。
用土によっては、シクラメンに合わずに枯れてしまったり、
反対にあうものであれば、とても元気に育ち開花もよくなります。

 

自分で配合した土にシクラメンを植え付け、
元気に立派に育つと、とても嬉しいものです。

 

最近ではシクラメン専用の培養土も販売されていますので、
初心者の方はそれを使うととても便利です。

*シクラメンの植え替えは、通常夏越しした9月に行います。

 

 

Cyclamennotuti

花ごころ ガーデンシクラメン・シクラメンの土 税込 972 円

 

 

[シクラメンの用土]

 

 

■シクラメンが好む用土

 

シクラメンは、基本的には、
水はけ通気性が良い清潔な土を好みます。

 

土が湿気た状態が長く続いていると、
球根や根が腐ることがあります。

 

また、シクラメンは灰色カビ病にかかることも多く、
これも過湿が原因で起こりやすいので、過湿には十分注意します。

 

シクラメンが過ごしやすい、根を伸ばしやすい、
と感じられる土を作ってあげることが大切です。

 

 

■用土の配合例

 

ここでは、簡単な用土の配合例と、
少し根腐れの傾向がある株への用土の配合例をご紹介します。

 

 

Cyclamen-yodo (2)

・基本の配合
基本的には、やはり水はけを考えたシンプルな配合がおすすめです。

 

小粒赤玉土:6
腐葉土:4

 

これだけです。
このふたつをよく混ぜ、
元肥を足してさらによく混ぜてから、植え替えに使います。

 

元肥には、粒状の緩効性肥料を入れるようにしましょう。
肥料の袋に記載されている、
元肥としての一般的な量の約3分の2を加えるとちょうどよくなります。

 

 

Cyclamen-yodo (1)

・根が傷んだ株に使う配合
植え替えの際、鉢底に近い根が黒く腐っているような場合、
これは、元の土の水はけが悪く、根が傷んでしまっている状態です。

 

この場合は、新しい根が伸びるまで養生させるため、
基本の配合よりもさらに水はけを良くなるような配合にします。

 

小粒赤玉土:3
細粒日向土or小粒軽石:3
腐葉土:4

 

こちらは日向土か軽石を入れることで、
水はけと通気性が増した配合になっています。

根は傷んでいるため、元肥としての緩効性肥料は加えません。

 

 

■シクラメンの用土での注意

 

シクラメンに使う用土に関して、水はけ以外に少し注意しておくことがあります。
注意点はたった3つで、どれも大したことのない事のように思えますが、

シクラメンにとっては大切なことなので、忘れないようにしましょう。

 

1.古土は使わない
園芸をしていると、古土ができてしまいます。
もちろん、その古土を消毒して、
新しく堆肥や腐葉土、赤玉土などを加えると再生土に変身します。

 

ただし、再生土でも大丈夫な植物と、そうでない植物があります。
シクラメンは再生度を使わない方が良い植物のひとつです。

 

シクラメンは根から病気に感染することが多く、
古土には病気の原因菌が潜んでいる可能性があります。

 

それはどれだけ消毒をしていても消えることのない可能性なので、
シクラメンを健康に育てたいと思うのであれば、
再生土であっても使うべきではありません。

 

近日は、シクラメン用の培養土も販売されています。
たとえシクラメン専用の培養土であったとしても、
一度別のシクラメンに使った土は使わないようにしましょう。

 

2.赤玉土・軽石は小粒を使う
水はけを良くするために、配合する土の粒が大きいものを選ぶと、
かえって、水はけが悪くなる場合があります。

 

赤玉土や軽石などを、粒の大きいものを使うと隙間がたくさんできます。

隙間が大きすぎると、堆肥や腐葉土など、
他の細かいものが隙間に入り込んでしまいます。

 

隙間に粉塵のような細かいものが入り込んでしまうと、
隙間は埋まってしまい、水はけは悪くなってしまうのです。

 

また、隙間が大きいと、根の張りも悪くなるので、
小粒の赤玉土や軽石を使うようにします。

 

 

Cyclamen412

少しわがままですが、花芽が上がってきたら嬉しいです

 

 

3.堆肥よりは緩効性肥料を
用土を作る時に、堆肥を配合する場合は、少し注意が必要です。
堆肥の中には、完全に発酵しているものと、未発酵のものがあります。

 

完全に発酵し終わっている堆肥であれば、それ以上発酵することはありません。
反対に、未発酵の堆肥は、気温が上がる初夏~夏に発酵を始めてしまいます。

 

発酵が始まると、土が高温になったりガスが発生して根や球根が傷みます。
堆肥より粒状の緩効性肥料を用いるほうが安心です。

>>シクラメンの肥料

 

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