シクラメン 育て方

シクラメンの育て方.net

シクラメンの育て方 9月

読了までの目安時間:約 8分

 

スポンサードリンク


cyclamen2016-001

9月下旬につぼみをつけた大型シクラメン

 

 

9月には、シクラメンにとって厳しかった夏は過ぎましたが、
季節の変わり目なので気を抜かずに管理してあげましょう。

 

9月になると、夏の一番暑い時期を過ぎ、
朝夕が少しずつ涼しく感じられる日も出てきます。

 

それと同時に、台風の発生で湿気が突然高くなったり、
秋雨の影響で雨が続いたりすることもありますので、
天候に注意してシクラメンを栽培します。

 

 

[シクラメンの育て方 9月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・植え替え
8月に引き続き、9月中旬くらいまで植え替えが可能です。

 

夏越しをするために休眠している株も、葉を残して休眠せずに過ごしていた株も、
前年から植え替えをしていないのであれば、植え替えをします。 

 

長い間植え替えずに管理してきた鉢の中では、
底に細かい土が集まり、水はけを悪くしていることがあります。

 

見た目には分かりにくい変化なので、一度ここで植え替えを行い、
リフレッシュさせておいた方が安心です。

 

休眠していた株であれば、思い切って根を整理する植え替えが可能です。
休眠せずに夏を越した株は、根鉢はあまり触らず、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

 

非休眠株の中には、夏越し中に調子が悪くなり、
葉が一枚も残っていない株が出る場合があります。

 

その場合、球根を触ってみてください。
ぶよぶよと柔らかくなっている場合は、球根まで傷んでいる証拠です。
植え替えをしても元気に育たない可能性が高いです。

 

反対に、指で球根を押した時にハリが残っている場合は、復活する可能性が高いです。
植え替えを行うことにより、前年の秋に購入した株も、
夏越しをした2年目以降の株と同様の育て方ができるようになります。

 

 

cyclamen2016-002

花芽もついてきました♪

 

 

・置き場所
植え替えを行った直後は、
根にダメージが残っている状態のため、直射日光には当てないようにします。

 

だいたい1週間くらいの間は、風通しの良い明るい日陰に置いて養生させましょう。
養生を済ませたら、その後は株を生育させるために日向に移動させます。

 

できるだけ日当たりの良い場所に移動させますが、
まだ西日が強すぎる場合は、西日には当てない方が良いでしょう。

 

また、一日中日当たりの良い場所だと、葉焼けを起こすことがあります。
その場合は、午前中だけ日当たりの良い半日陰のような場所に移し、様子を見ます。
いずれの場所に移動させる場合も、できれば雨のかからない軒下などが理想的です。

 

・水やり
植え替えたらすぐに水をたっぷりと与え、鉢土全体に水が回るようにします。
植え替え直後は、まだ根付いてはいませんが、あまり頻繁に水を与えるのは避けます。

 

土の表面が乾いたなと感じたら、たっぷりと水を与えましょう。
根付いていないからといって、表土が乾かないうちに水を与えてしまうと、
シクラメンにとっては過湿となり、せっかく夏越しした株が弱ってしまいます。

 

・追肥
植え替え直後のシクラメンは、地上部の葉や蕾を育てず、まずは地中の根を育てます。
植え替え後のタイミングで追肥を行うと、根が傷みやすくなるので、
植え替え後2週間~3週間は追肥を控えるようにします。 

 

2週間~3週間経ったら、カリが多めの液体肥料を1000倍に薄めて水代わりに与えます。
その後は1週間に1回のペースで、薄めた液体肥料を与えます。
追肥をする時は、必ず午前中に済ませるようにしましょう。

 

植え替え1ヶ月を過ぎたら、液体肥料と合わせて固形肥料も与えます。
窒素・リン酸・カリが同等の、タブレット状の置き肥がお勧めです。

 

追肥をする時、土の中に肥料を埋めてしまうと、
急激に肥料成分が溶け出てしまい、肥料濃度が高くなることがあります。

 

肥料濃度が高くなると、根が傷みやすくなるので、
置き肥は必ず土の上に乗せるようにしましょう。
置き肥は2か月に1回のペースで与えるようにします。

 

・病害虫
植え替えを行った時、根が傷んだことにより萎凋病にかかることがあります。
これを予防するために、ベノミル剤を土の中に潅注しておきます。

 

また、湿度が高いと灰色カビ病にかかりやすくなるので、
チオファネートメチル剤を株の中心に散布しておくと安心です。

 

 

cyclamen001-4

去年の12月末の姿です

 

 

■シクラメンの様子

 

前年の秋に購入した株も、以前から育てていた株も、
夏越しに成功すればすべて「夏越しをした株」となります。

 

夏前までは新しく購入した新入りという扱いでしたが、
ここからは立派な2年目以降の株です。

 

非休眠の状態で夏を越した株は、気温が徐々に下がって涼しくなっていくとともに、
葉数も増え、中には花芽が見えるものも出てきます。

 

休眠状態で夏越ししたものも、非休眠株より少し遅れて新芽が出始めます。

 

非休眠で夏越ししたものでも、調子を崩して地上部の葉がないことがあります。
それでも、球根がまだ生きてさえいれば、植え替えなど適切な処置の後、
明るい日陰で養生させていると、新しい芽が出てきます。

 

この場合は、休眠株と同じように、
葉を残して健全に夏越しした非休眠株に比べると、葉の生育が遅くなります。

 

植え替えも済ませ、シクラメンも心機一転、新しいシーズンを迎えることとなります!

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

タグ :  

シクラメン育て方 12ヶ月

ガーデンシクラメンの育て方 6月

読了までの目安時間:約 7分

 

スポンサードリンク


gardenCyclamen

6月に入ると、梅雨のシーズンです

 

 

湿気が苦手なガーデンシクラメンにとっては、辛い時期の始まりです。

 

梅雨が始まると湿気が高くなり、気温も徐々に上がります。
ようやく梅雨が終わったと思ったら、今度は気温が急上昇しますので、
元気に夏越しをするには6月も引き続きしっかりと管理していきます。

 

 

[ガーデンシクラメンの育て方 6月]

 

 

■基本の栽培管理

 

・夏越し準備
5月に1株ずつ鉢植えに植え替えたガーデンシクラメンも、
株ごとに様子が変わってくることがあります。

 

ガーデンシクラメンの場合、シクラメンに比べると暑さに多少の耐性があります。
そのため、6月に入ってもまだ花を咲かせている場合があります。

 

そうかと思うと、気温の上昇とともに葉数が減っていく株も出てきます。
株に合わせた夏越し方法にすることで、夏越しに成功する確率が高くなります。

 

葉数が10枚以上残っている株は、非休眠の状態で夏越しさせます。
これよりも葉数が少ない場合は、休眠させて夏越ししましょう。

 

葉数が多い株も、水を切ることで休眠させることができますが、
ガーデンシクラメンの場合は、休眠させずに栽培する方がお勧めです。

 

非休眠で夏越ししたものは、休眠株よりも活動開始が早く、
開花も早くなりますし、休眠を必要としない品種が多いです。

 

・置き場所
非休眠株と休眠株とで、置き場所が異なります。
株の状態に合わせた環境を作ってあげましょう。

 

共通しているのは、涼しい環境を作ることです。
多少暑さに強いといっても、暑い場所が好きなわけではないので、
風通しの良い涼しい環境を作ってあげることが、夏越し成功への鍵となります。

 

◎休眠株
雨と直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
葉が多少残っている場合であっても、日に当てる必要はありません。
湿気や水気は休眠株にとって大敵なので注意します。

 

◎非休眠株
非休眠で夏越しさせる株は、葉がたくさん残っていますが、
長時間日の当たる場所に置く必要はありません。

 

できるだけ涼しい場所の方が過ごしやすく、明るい日陰などが適しています。
雨は当たらない場所の方が、水の管理がしやすくなるので、
できれば雨の当たらない軒下などに置いておくようにします。

 

非休眠株の鉢を複数並べる場合は、鉢と鉢の間に隙間をあけ、
風通しを良くしておきましょう。

 

・水やり
◎休眠株
休眠株は水やりをする必要はありません。

 

◎非休眠株
常に土が湿気ている状態だと、
根腐れをおこしたり、湿気がこもって株が傷む場合があります。

 

土の表面がしっかりと乾いてから水を与えるようにします。
ただし、水を与える時は、葉に直接水がかからないよう注意し、
鉢底から余分な水が出てくるまでたっぷりと与えます。

 

水やりは日中の気温の高い時間帯ではなく、
涼しい午前中のうちに済ませるようにしましょう。

 

・追肥
◎休眠株
休眠株には追肥は不要です。

◎非休眠株
1000倍希釈の液体肥料を与えます。
肥料はカリ分が多いものを与えると、根が丈夫に育ち、
株を健康に保つことができます。

 

また、追肥は1週間に1回くらいのペースで十分です。
追肥を行う時は、水やりの代わりに与えましょう。

 

 

0828a

後ろは元気な株、手前が調子の悪い株です、株間を開けると良いです

 

 

■ガーデンシクラメンの様子

 

6月は、夏越しを経験した株も、購入した株もほとんど同じ状態となります。
どちらかというと、休眠か非休眠かによって、
ガーデンシクラメンの状態が変わるので、チェックしておきましょう。

 

・休眠株
休眠株はどんどん葉が少なくなり、株によってはほぼなくなっていることもあります。
球根も乾燥し始め、表面がカサカサしてシワが寄ってきます。

 

指で押してみて、球根がぶよぶよしている場合や、
すでに表面にカビが生えている場合は、夏越しが難しい株です。
他の株に影響が出ないよう、諦めて処分しておいた方が良いでしょう。

 

・非休眠株
非休眠株であっても、最盛期に比べると葉数が減ってきます。
黄色く変色してきた葉は、随時取り除くようにしましょう。

 

枯れた葉をそのままにしておくと、カビなどの原因になります。
中に葉の数が減っても、花を咲かせる株もあります。

 

その場合も、全体的に元気な状態を保っているのであれば、
無理に花を摘まなくてもだいじょうぶです。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

タグ :  

ガーデンシクラメン育て方 12ヶ月

1 2 3 30