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ガーデンシクラメン 植え替えは?

読了までの目安時間:約 11分

 

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ガーデンシクラメンを元気に育てるために、
植え替えをすることは、とても大切なことです

 

 

植え替えといっても、一回だけではなく、
ガーデンシクラメンの状態や時期によって変わります。

 

植え替え自体は、手軽な作業ですので、
次の花期に、美しい花をたくさん咲かせるのにもお勧めです。

 

ガーデンシクラメンの植え替え適期や方法について、
画像をまじえて、わかりやすくご紹介します。

 

 

[ガーデンシクラメン 植え替えは?]

 

 

■基本の植え替え

 

園芸店などで購入したガーデンシクラメンの苗を、
鉢や花壇などに植え替える適期は10月~12月中旬頃までです。

 

ただし、鉢植えと地植えでは適期の期間が違うので注意が必要です。

 

ガーデンシクラメンの苗は、9月下旬から店頭に並ぶ場合がありますが、
この時期はまだ暑い日もあり、ガーデンシクラメンにとっては暑すぎます。

 

ガーデンシクラメンは寒さに強い反面、暑さに弱い性質があります。
暑い日に、日当たりの良い場所に置いていると、
葉や花が倒れて、元気がなくなってしまうことがあります。

 

初期の段階でそうなると、なかなか元に戻すことができず、
花を咲かせることができなくなることも多いのです。

 

夏の暑さを引きずっている状態では、
植え替えをしても、失敗してしまう確率が高くなります。
涼しくなってから、苗を選んで購入し植え替えた方が安心です。

 

ガーデンシクラメンの植え替えができるようになるのは、
鉢植え・地植えともに10月頃からで同じです。

 

どちらも植え替えてから、本格的に寒くなるまでに、
しっかりと根を張っておく必要があります。

 

根張りをよくするために、鉢植えは12月中旬までに、
地植えは11月中旬までに植え替えをするのが最適です。

 

植え替えが遅れてしまうと、根張りが弱くなり、
寒さに耐えきれなくなることがあり、開花も寂しくなります。

 

 

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夏越しした寄せ植えのガーデンシクラメン、とっても大きくなって開花しています

 

 

■夏越し前の植え替え

 

冬の間、花壇に植えていた株や、寄せ植えにしていた株は、
清潔な用土で、1株ずつ鉢植えにすると元気に育ってくれます。

 

花壇では、風通しと排水性が良くそのまま夏越しが可能な場合は、
無理に鉢に植え替える必要はありません。

 

寄せ植えの場合は、他の植物などと干渉することもあるため、
できれば植え替えた方が、夏越しも容易になります。

 

植え替える時は、4月中旬~5月中旬までが適期です。

 

・地植えの場合
花壇などの地植えにしているものを、鉢に植え替える場合は、
まず株を掘り上げる作業をします。

 

できるだけ根を傷めないよう、根鉢が崩れないように、
スコップなどで掘り上げます。

 

複数の株を株間が狭い状態で植えている場合、
根と根が絡んでうまく掘り上げられないことがあります。

 

その場合は、一度すべての株をまとめて掘り上げてから、
根を傷めないように丁寧に、1株ずつに分けます。

 

掘り上げた苗は、根鉢をあまり崩さないよう、
新しい鉢に植え替えましょう。

 

 

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1株ずつ植えたほうが元気に育ちます

 

 

・寄せ植えの場合
地植えと同じように、まずは掘り上げるか、鉢を外します。

複数の株をまとめて植えている場合は、
そのまま掘り上げてから1株ずつに分けるようにします。

 

根鉢はできるだけ崩さないように注意して、新しい鉢に植え替えます。

 

・注意したいこと
植え替える時は、新しい用土を使うようにしましょう。

 

植え替えた後は、球根に当たらないように注意しながら、
たっぷりと水を与えておきましょう。

 

 

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夏越しして植え替えた3年目のガーデンシクラメン

 

 

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11月初旬には花芽がいっぱいできています

 

 

■夏越し後の植え替え

 

購入したばかりの苗であれば、秋以降の植え付けになりますが、
夏越しをさせた2年目以降の株は、植え替え時期が少しずれます。

 

基本的には夏は休眠期となりますが、
環境によっては、葉を残して非休眠の状態で夏を越すこともあります。

 

休眠株、非休眠株、どちらの場合も、
植え替えをする時期は8月下旬~9月中旬頃です。

 

生育が始まる前後に植え替えをしてリフレッシュすることで、
秋以降にもまた元気に花を咲かせてくれるようになります。

 

ただし、植え替え方法は、
休眠株と非休眠株とで少し違うので注意してください。

 

・休眠株の場合
植え替える時、根鉢を完全に崩し、
根を三分の二ほど切って植え替えます。

 

1.球根の上部の枯れた葉を取り除き、根鉢を鉢から抜きます。
2.根鉢を崩して土を落とします。
3.古い根の三分の二を切り落とします。
4.新しい用土を使って植え付けます。
5.植え付け後は、球根に水が当たらないように水を与えます。

 

根鉢を崩す時、根を強く引っ張ると、
球根に傷をつけてしまうことがあります。

 

根の先端は切り落とすので、切れても問題ありませんが、
根の付け根部分は強く引っ張ると、
球根から引きちぎることになり、球根を傷つけます。

 

根鉢を崩す時は、必ず丁寧に作業をしましょう。

 

 

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非休眠株、2015.11.17のようすです

 

 

・非休眠株の場合
非休眠株の場合は、夏の間もずっと根が動いている状態です。
そのため、根を傷めないよう、ていねいに植え替えをします。

 

1.植え替えを行う2日~3日前に、カリ分の多い液体肥料を与えておきます。
2.枯れたり傷んだりしている葉を取り除きます。
3.古い鉢からガーデンシクラメンの根鉢を崩さないように抜きます。
4.古い鉢より一回り大きい鉢(あるいは花壇など)に、鉢底石や用土を入れ、植え付けます。
5.植え付けた後は、水をたっぷり与えておきましょう。

 

植え替え前にカリ分の多い液体肥料を与えることで、
根が植え替えに耐えられるように準備しておくことができます。

 

古い鉢から抜く時、新しい鉢に植え付ける時、
必ず根鉢が崩れないように注意します。
根鉢が崩れると、根を傷めてしまう可能性があります。

 

 

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あまりにも調子が悪いときは植え替えてみます

 

 

■調子が悪い時の植え替え

 

ガーデンシクラメンの調子が悪い時、
その原因によっては、植え替えた方がよさそうな時もありますね。

 

初心者の方は、植え替え適期でない時期に、
ガーデンシクラメンを植え替えるのは怖いかもしれません。

 

けれど、そのまま放っておいても、
症状が悪化して枯れてしまうこともあります。

 

適期でなくても、植え替えをしてリフレッシュすることで、
その後に回復し順調に育つこともあります。

 

あるいは、その年は花まで咲かなくても、
翌年にまた花が咲くようになることもあります。

 

植え替え適期以外で植え替えを行うのは、
躊躇してしまいがちですが、思い切って試してみましょう。

 

1.鉢からガーデンシクラメンを抜く。
2.根の状態をチェックする。
3.根鉢を崩し、傷んでいる根を取り除く。
4.清潔で水はけの良い土を使って植え付ける。
5.植え付け後、たっぷりと水を与える。
6.1週間ほど明るい日陰で養生し、
その後通常通りの管理を続けて様子を見る。

 

適期以外の植え替えは、ガーデンシクラメンにストレスを与えます。
植え替えずに済むのであれば、無理に植え替えなくても良いです。

 

調子の悪い原因を必ず見定めて、
ガーデンシクラメンの植え替えが必要だと感じたら、
ていねいな植え替えをしてみてください。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方

 

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シクラメンの育て方 Q&A

シクラメンの休眠とは?

読了までの目安時間:約 7分

 

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開花期が過ぎたシクラメン

 

 

シクラメンの花は4月頃に終わり、葉も枯れてきます。
枯れてしまったと思って、捨ててしまう人も少なくありません。

 

けれど、シクラメンが春、気温の上昇とともに、
葉を枯らすのは生理的に自然なことなのです。

 

休眠して夏越しするために葉を枯らしているだけなので、
適切な管理をすれば、夏越しをさせたシクラメンを、
また冬に開花させて、楽しむことができるのです。

 

ガーデンシクラメンは、私の経験では、
涼しく風通しの良い明るい日陰で、
休眠せずに、比較的容易に夏越しできます。

原種シクラメンは、品種によってさまざまです。

 

 

[シクラメンの休眠とは?]

 

 

■休眠する時期

 

シクラメンは、春、4~5月に気温が高くなってくると、
だんだんと花が少なくなってきます。

 

その後、花がまったくない状態になる頃には、
葉も枯れたり、黄色く変色してくるものが増えてきます。

 

6~7月頃、ほとんどのシクラメンは、休眠し、
地上部の葉は枯れた状態となります。

 

シクラメンは本来、乾燥した地方の植物です。
日本のように、初夏以降の気温と湿度が高い場所では、
生育したまま過ごすのが難しくなります。

 

休眠したシクラメンを、夏の蒸し暑さに負けないように、
腐敗したり、カビを防ぐことが、夏の管理の大きな目標となります。

 

 

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休眠間近のシクラメン

 

 

■休眠のさせ方

 

6月頃、シクラメンの鉢を、
軒下など、雨が当たらない明るい日陰に置きます。

 

シクラメンの新しい花芽が出なくなったら、
水を与える量を徐々に減らしていきます。

 

その後、葉が黄色くなってきて枯れてきたら、
水やりを完全にストップします。

 

水やりの回数を減らす加減が分からないという場合は、
6月に入ったら、水やりを完全にストップします。

 

水が切れれば、残った葉も枯れてきますが、
正常な反応なので、気にすることはありません。

 

ここでかわいそうだと思い、水を与えてしまうと、
中途半端に水切れを起こした状態になり、
カビがはえたり、枯れたりするので注意します。

 

シクラメンの葉がすべて枯れたら、
雨のかからない涼しい日陰に移し管理します。

水、肥料は、与えずに夏越しさせます。

 

 

■非休眠株とは?

 

休眠した株を休眠株と呼びます。

 

環境により、葉を残した非休眠の状態になることがあります。
6月に葉が10枚以上残っている株は、非休眠株です。

 

非休眠株は、風通しの良い日陰で夏越しさせます。
水やりは、やや乾かし気味に行い、
肥料は薄めの液体肥料を月に1回施します。

 

非休眠株は、休眠株に比べて開花期が1ヶ月ほど早まります。

 

*非休眠株は、休眠株よりも害虫や病気になりやすく管理が難しいので、
初心者の方は、特に水を切って休眠させる方法をお勧めします。

 

 

■休眠から覚める時

 

8月下旬~9月初旬頃、
シクラメンの休眠株・非休眠株の球根を押してみて、
ぶよぶよせず硬く締まっていれば、夏越しに成功しています。

 

シクラメンの休眠株、非休眠株が、
夏越しできる確率は、40~60%くらいと難しいので、
もしも成功したら、胸を張って心から喜びましょう!

 

9月中旬までに植え替えを行います。
植え替えをする頃には、眠っていた根や芽が動き始めています。

 

球根の上部をよく見ると、小さな芽が出ていることがあります。
植え替え後、水を与えていると、
小さかった葉芽が育って、大きくなってきます。

 

水を与える時は、球根に当たらないように注意します。
水が中央のへこみ部分に溜まり、傷みの原因になります。

 

せっかくの夏越しを成功させたシクラメンです、
休眠あけの管理を間違えないようにしましょう。

 

 

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植え替え後、発芽する球根

 

 

◎忘れていた時は?
シクラメンを夏越しさせていたことを、
忘れてしまうこともあるでしょう。

 

本来であれば、秋に植え替えをするところですが、
忘れていてもそのまま諦めてはいけません。

 

シクラメンの球根を鉢から抜き、根鉢を崩します。
球根の上部に、新しい芽が出ていたり、
球根の下から新しい白い根が出ていれば、まだ間に合います。

 

一回り大きい鉢に、清潔な土を使って植え付け、
生育期に行う管理を施します。

 

うまくいけばそのまま葉を展開し、
2月頃には花を咲かせるようになります。
■参考
・シクラメンの育て方 12月
・シクラメンの育て方 1月
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・シクラメン 花が倒れる理由は?

 

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シクラメンの育て方 Q&A

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