シクラメン 切り花

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シクラメン 切り花

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シクラメンは、実は切り花にしても美しく長く咲いてくれます

 

 

シクラメンは、けっこう花持ちが良く、
開花してから花柄を摘むまで、3~4週間咲きますね。
その花持ちの良さを活かして、切り花としてもの楽しみ方をお伝えします。 

 

[シクラメン 切り花]

 

 

■切り花に向く品種

 

シクラメンは、どの品種も切り花にすることができます。
ただ、大輪咲きのものよりも、中輪や小輪の方が、
花持ちが良いので、切り花にしてからも長期間楽しめます。

 

最近は、花持ちの良さを売りにしている品種もあります。
その中でも「冬桜」という品種は、一風変わった花をしています。

 

大輪咲きの品種ですが、とっても花持ちがよく、
環境が合えば1つの花が1ヶ月ほど開花するんです。 

 

 

冬桜 C)あなたの街のお花屋さんイングの森

 

 

一般的な品種のシクラメンに比べ、ガクが大きいのも特徴です。
花びらが散った後も、このガクが残るため、さらに長期間鑑賞することができます。
切り花にした後は、茎がしおれるまで、ガクのみでも楽しむことができます。

 

一般的な草花であれば、切り花用品種として、
花茎が長く伸びるように改良されているものも多いですが、
シクラメンはそうでない品種でも十分切り花にできます。

 

もともと花茎が長めに伸びる花ですし、
摘む時も塊茎の際で摘み取るので、花茎を一番長く残すことができます。

 

小さめの花瓶に挿してみると、狭い場所に映えて綺麗です。
複数の品種のシクラメンを育てているのであれば、
色々な組み合わせの切り花にすることもできます。

 

 

■切り花にする方法

 

シクラメンを切り花として楽しむのは、とても簡単です。
切り花にする時の手順をまとめました。

 

 

1. 開花して間もない花を、花柄を摘む時と同じ要領で、
塊茎の際でひねりながら摘みとります。

 

 

 


2. 摘み取ったシクラメンの花茎の下部を、
よく切れるハサミやカッターで1cmほど切ります。

 

 


3. 水を入れた容器にシクラメンを挿して完成です。

 

 

シクラメンを挿しておく容器は、基本的にどのようなものでも構いませんが、
シクラメンの花茎の長さに見合った低い丈のものがお勧めです。

 

雑貨店で売られている小瓶、プリンなどが入っていた容器、
お酒のとっくり、小さい一輪挿しなどが良いでしょう。

 

ガラス製の透明感のある洋風のものでも、焼き物の和風の容器でも、
どちらでも合うのがシクラメンの良いところです。

 

 

葉っぱやつぼみを挿しても雰囲気が出ます

 

 

■切り花を長持ちさせるポイント

 

もともと花持ちが良いシクラメンですが、
せっかく切り花にしたのですから、できるだけ長く観賞したいですよね。
シクラメンの切り花を、さらに長持ちさせるポイントをご紹介します。

 

・早めに摘む
花を摘み取る時、すでに萎れかかっている花と、開花したての花では、
切り花にした時の花持ちが違います。

 

かといって、花が開く前に摘み取ってしまうと、
ストレスでうまく開かなくなることがあります。

 

花が咲いて1日~2日ほど経った頃が摘み取るのに最適です。
数日の間は株につけた状態で楽しめますし、
数日の間なら、切り花にしてからの花持ちにもあまり影響しません。

 

・涼しい部屋
切り花にしたものは、できれば暖房のついていない部屋に飾りましょう。
暖房のついた暖かい部屋では、花が早く傷んでしまいます。

 

暖房のある部屋に飾りたい場合は、できるだけ涼しい場所が良いです。
風通しが良く、暖房の熱が届かない場所に置くと、花が長持ちします。 

 

・水替え
シクラメンの花期は涼しい時期で、花を入れている水もあまり傷みません。
けれど、長期間、同じ水だと、雑菌が増えて花持ちが悪くなってしまいます。

 

毎日水を替える必要はありませんが、
2日~3日に1回くらいは水替えをしてあげましょう。

 

もし挿している容器が藻などで汚れてきたら、
一度キレイに洗ってから、また挿しておくようにします。

 

水だけでなく、切り花を挿している容器も清潔にしておくと、
雑菌が増えるのを防ぎ、花持ちがとても良くなります。

 

■参考

・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え



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