ペルシカム 育て方

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シクラメン ペルシカムの育て方

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シクラメン ペルシカム C)横山園芸

 

 

■原種シクラメン ペルシカム 栽培スケジュール

 

 

■シクラメン ペルシカムの育て方

 

・ペルシカムの特徴
ペルシカムは、ヘデリフォリウムよりもさらに乾燥に強い品種です。
暖地のような霜の降りない場所であれば、庭植えにすることもできます。

株全体の大きさは、原種シクラメンの中では大きめで、
ガーデンシクラメンと同じくらいの草丈になります。

 

花の形が少し細長く、先端がとがっているため、
一般的なガーデンシクラメンより、少しシャープな印象があります。

 

花色は薄いピンクに口元が濃いピンク~赤紫になるのが基本ですが、
ピンク一色や白に口元が濃いピンクになるものなど、様々です。

 

基本的には一重ですが、中には八重になるものもあるので、
同じペルシカムでも雰囲気が異なる場合があります。

 

葉の形は、長めのハート型で普通ですが、
葉の柄に変異が多いのが、ペルシカムの特徴でもあります。

 

ペルシカムは生長がとても早いため、秋に種を播いた場合、
最短で1年半ほどで花が咲くようになります。

 

肥料に対してかなり敏感で、肥料を与えれば与えるほど生長します。
ただし、あまり急に大きく育てると、
夏場に腐る可能性が高くなるので、あまり多肥にしない方が無難です。

 

生長が早い分、衰えるのも早く、
日本ではだいたい10年くらいで弱っていくことが多いようです。

 

塊茎は赤茶色をしていて、表面はコルク状になっているので、乾燥にとても強いです。
最初は丸い塊茎が、生長するにしたがって、楕円形に変化していきます。
根は塊茎の下から伸び、細い根の他に、何本か太めの根を発生させます。

 

・栽培環境
ペルシカムは、明るい樹林の株元や草むらに自生していることが多いため、
生育期間中は日向~明るい半日陰(遮光30%)を好みます。

 

休眠中は、半日陰(遮光50%)に置くようにします。
霜の降りない地域であれば、樹木の株元などに庭植えすることも可能です。

 

寒さが気になる場合は、株元にバークチップ、腐葉土などの、
マルチを敷くことで、霜予防と防寒になります。

 

生育期にしっかりと根を張らせることで、耐寒性が高まりますが、
氷点下が続く場所だと、塊茎が傷んで枯れてしまうことが増えるので注意します。

 

・植え付け・植え替え
ペルシカムは春咲きのシクラメンで、休眠が明ける前に植え付けや植え替えを行います。
ペルシカムは花が終わった後、5月下旬に葉が枯れて休眠に入ります。

 

その後、夏を過ごして10月上旬に葉を展開し始めるので、
9月頃が植え付け・植え替えの適期となります。

 

すでに葉が展開している状態の苗を手に入れた場合は、
10月中に植え付けを行うようにしましょう。

 

10月中に植え付けを終えておけば、根張りがしっかりできるので、
耐寒性をかなり高めることができます。

 

植え付けや植え替えに使う土は、清潔なものを使うようにします。
ペルシカムは乾燥に強い反面、過湿には弱いので、水もちが良すぎる土は避けましょう。

 

また、植え付ける時は、必ず塊茎の頭が土から出るように植え付けます。
過湿に弱いこともありますが、花茎が直立するため、
生長点である塊茎の丈夫が土に埋もれていると、芽が発生しにくくなります。

 

・水やり
生育期間中は、土が乾いたら水を与えるようにします。
休眠中は、水やりをするよりは、完全に水を切って乾燥させた方が、失敗が減ります。

 

鉢植えにして育てているものは、鉢皿に残った水を放置しないように注意します。
鉢皿に残った水を放っておくと、過湿の原因となるため、捨てるようにしましょう。
雨が降った後なども鉢皿をチェックし、吹き込んだ雨が溜まっていたら捨てておきます。

 

・肥料
ペルシカムは、肥料を与えれば与えるほど塊茎を大きくしていきます。
目に見えて大きく生長している姿は、嬉しくなりますが、注意が必要です。

 

あまりにも急激に大きく育てたものは、
塊茎の締まりが悪く、夏場に腐りやすくなっています。
できれば健全に夏越しさせたいのであれば、あまり多肥にしない方が良いでしょう。

 

肥料は生育期間中のみで構いません。
1ヶ月に1回のペースで緩効性肥料を与えるか、
7日~10日に1回のペースで液体肥料を水代わりに与えます。

 

・夏越し
5月下旬頃から葉を落として休眠に入ります。
水と肥料を与えていると、休眠せずに夏越しすることもありますが、
休眠して水を切っておいた方が、夏越しの成功率は高くなります。

 

発芽1年目の株の場合は、休眠させなくても構いません。

 

休眠した株は、10月に再び芽が出るまでは、完全に水を切った状態でも大丈夫です。
ペルシカムはとても乾燥に強く、完全に水を切った状態でも生き延びます。

 

軽く水をかけて湿らせる程度なら、休眠中でも許容範囲ではありますが、
湿らせる加減が難しく、慣れていない方は完全に乾燥させるのがお勧めです。

 

・増やし方
種によって増やすことができます。
ペルシカムは、種を播くと親とは違った葉のものを発生させることが多いので、
種まきで増やすのもとても楽しい品種です。

 

種の採取法や、播き方、育苗方法は、その他のシクラメンと同じです。
ペルシカムは生長が早いので、1年半ほどで開花することもあります。

 

 

■病害虫

気になる病害虫は特にありません。

 

■シクラメン ペルシカム 育て方のコツ
1.塊茎の上部が出るように植え付けます。
2.過湿にならないよう、水はけの良い土を使い、水やりには気を配ります。
3.多肥にすれば生長は早いですが、腐りやすくなるのでほどほどにしておきましょう。 

■参考

・原種シクラメンの育て方



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