シクラメン 2年目 育て方

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シクラメン 2年目の育て方

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休眠せず夏越しした大型のシクラメン(2016.10.24撮影)

 

 

シクラメンを購入し、ワンシーズン楽しんだ後、難所である夏を越えたら、
2年目の新しいシーズンが始まります。

 

2年目になったシクラメンのじょうずな育て方のコツをご紹介します。

 

 

[シクラメン 2年目の育て方]

 

 

■シクラメンの様子

 

シクラメンが苦手な夏を越えることができたら、また新たなシーズンが始まります。
夏越しをする時は、葉を残した状態で過ごす非休眠法と、
葉を枯らした状態で過ごす休眠法があります。

 

どちらの状態で夏越しをしたかで、夏の終わりの状態が異なります。
また、株によっては夏の間に調子を崩していることもあるので、
シーズンが始まる前にチェックしておきましょう。

 

 

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非休眠株、葉は暴れていますが株は元気ですなので葉組みをします

 

 

◎非休眠株
非休眠で夏越しをした場合、本来であればずっと葉は残ったままです。

 

ところが、夏の暑さや湿度の高さによって調子が悪くなった株は、
夏の間に少しずつ葉を減らし、気付けば葉がなくなっていることもあります。

 

1. 調子の良い株
調子が良い状態で夏を越せた株は、葉の色つやが良く、枚数も10枚以上と多めです。
また、球根もしっかりと締まっていて、カビなどの発生も見られません。

 

2. やや調子が良い株
葉は残っているものの、枚数が5枚以下になっている株は、
調子の良い株に比べると、少し疲れている可能性があります。

 

球根から新しい芽が出ている場合は、
植え替えをした後に調子が戻ることが多いです。

 

ただし、残った葉の一部が黄変していたり、
葉の付け根部分などがぶよっとして腐りかけたようになっていたら、
萎凋病にかかっている可能性があります。

 

この場合は、植え替えをしても調子が戻らず、枯れてしまう可能性があります。

 

 

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ガーデンシクラメンの非休眠株、このくらい元気なら2年目もOK!

 

 

3. 調子が悪い株
葉がだんだんと枯れてしまい、最終的には葉がなくなっているものは、
夏の間にずいぶんと傷んでいる可能性があります。

 

それでも、球根が硬くカビなどが見られないようであれば、
植え替え後に復活する可能性が高いです。

 

球根がぶよぶよと柔らかく、新芽も黒く枯れたようになっているものは、
植え替えをしても回復できない可能性があります。

 

◎休眠株
夏がくる前に意図的に水を減らし、葉を枯れさせて休眠していた株も、
8月下旬頃からだんだんと新芽を出してきます。

 

環境によっては、もう少し遅くから新芽が出てくることもありますが、
すでに球根が枯れている場合は、待っていても新芽が出てくることはありません。
枯れた球根と生きている球根を見分け、枯れている球根は処分しておきます。

 

・生きている球根
生きている球根は、形が丸くキレイな状態で残っています。
触ってみると球根が硬く、よく締まっています。

 

カビなどの異常も見られません。
新芽が見えないものも、時期がくれば新しい芽が出てくる可能性が高いです。

 

・枯死した球根
表面にカビが生えていたり、触ると腐ったように柔らかくなっているものは、
すでに枯死している可能性が高いです。

 

触ってみた時に、固い球根でも、表面の皮が浮いて破れていたり、
中が収縮してすかすかになっているものは、枯死した球根です。

 

 

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球根も張りがあります

 

 

■夏越し直後が肝心

 

2年目以降のシクラメンも、基本的な管理方法は購入株と変わりません。
異なることは、シーズンが始まる直前、夏越し直後の手入れがあることです。

 

せっかく夏越しに成功しても、
植え替えに失敗すると、そのまま株が枯れてしまうこともあります。

 

また、購入した時は底面給水鉢だったシクラメンも、
普通鉢に植え替えられることが多いです。

 

底面給水鉢と普通鉢では、少しずつ扱い方が異なるので、
その点は気を使って世話をしましょう。

 

 

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次々と出る花芽

 

 

■植え替え

 

植え替えは、非休眠株・休眠株と共通して、8月下旬~9月中旬が適期です。
夜の気温が25度を下回るようになったら、植え替えが可能になります。
非休眠か休眠かによっては、植え替え方が少し違うので注意します。

 

◎非休眠株の植え替え
非休眠株の場合は、今までの古い鉢よりも、一回り大きい鉢に植え替えます。

 

非休眠株は、ずっと根が動いている状態のため、
古い鉢から抜き出す時、新しい鉢に植え付ける時に、根を傷めないように扱います。

 

根鉢はほとんど触りませんが、根鉢の表面を少し崩す程度なら構いません。
ただし、むやみに根を傷つけるようなことは避けるようにします。

 

◎休眠株の植え替え
休眠株を植え替える時は、大胆な植え替えが可能です。
古い鉢から根鉢ごと抜き出し、古い土をすべて落としてしまいます。

 

古い根の三分の二くらいを切り落としてから、新しい鉢に植え替えます。
休眠状態のため、根を大きく切ることができるのが、休眠株の植え替えの特徴です。

 

ただし、土を落とす時に、無理に根を引っ張ったりして、
球根を傷めないようにだけ注意してください。

 

もし球根を傷つけた場合は、半日陰の場所で傷口を乾かしてから植え替えます。
傷ついてすぐに植え替えると、傷口から病原菌が入り込み腐りやすくなります。

 

 

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植え替え後は、1週間ほど明るい日陰で養生します

 

 

■植え替えからシーズンオフ

 

植え替えが終わった後は、たっぷりと水を与えておきます。
底面給水鉢から普通鉢に変わった場合は、鉢皿の中の水に注意します。

 

底面給水鉢の場合は、鉢皿の中に水を溜めて管理していましたが、
普通鉢の場合は、鉢皿に水を溜めないように管理します。

 

鉢皿に水が溜まったままになると、過湿になって枯れる確率が高くなります。
植え替え後は、1週間ほど明るい日陰で養生させ、
徐々に日当たりの良い場所に移動させます。

 

植え替えが無事に済んだら、その後は通常と同じように管理します。
購入してきたばかりの株は、室内でのみ管理することがほとんどですが、
9月~11月くらいまでは、まだ戸外で管理できます。

 

室内に比べて戸外の方が日当たりが良いため、
葉の徒長を防ぎ、花数を増やすことができます。

 

夜の気温が10度を下回るようになったら、夕方に室内に取り込むようにします。
12月になり、日中も寒い日が多くなってきても、
日中の気温が10度を超えるようであれば、戸外に出して日光浴をさせます。

 

水やりや追肥、葉組みなどの管理は、1年目と同じで問題ありません。
1年目に比べると、開花が始まるのが遅いですが、
株が大きく生長した分、花数が増えていきます。

 

2年目も無事に楽しめたら、5年後、10年後も楽しめるよう、
ていねいに栽培管理していきましょう。

 

■参考
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・ガーデンシクラメンの育て方
◎ガーデンシクラメン 寄せ植え

◎ガーデンシクラメン 寄せ植え 簡単な作り方



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