シクラメン 春の育て方

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シクラメン 春の育て方

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シクラメンは春頃まで花が咲き続けますが、
季節が変わってくると、シクラメンの様子も少しずつ変わってきます

 

 

また厳しい寒さの冬から、寒さがゆるんで暖かくなる春になることで、
シクラメンに適した置き場所が変わったり、
注意すべき点が変わってくるので、よく観察しましょう。

 

春になって気温が上がったからといって気もゆるめると、
栽培に失敗することにもなりかねません。

 

春になった時に必要になる作業や、基本の管理方法をご紹介します。

 

[シクラメン 春の育て方]

 

 

■春の基本の育て方

 

冬の間、室内で管理することが多かったシクラメンですが、
気温が上がってくるにしたがって、戸外に出す時間が長くなります。

 

季節が変わって気候が変わることで、
シクラメンは開花から塊茎を肥らせることに力を使い始めます。

 

気温が上がれば、吸い上げる水分の量も増えてくるため、
水やりや追肥に関しても冬とは少し管理が異なります。
*シクラメンの基本的な育て方はこちらも併せてご覧ください。
>>シクラメンの育て方

 

・置き場所
3月に入ると、2月までの冷たい風が、少しゆるみ暖かい日が増えます。
日中の気温が10度を超えることも多くなってきます。

 

冬の間も、日中に10度を超えている日は、戸外に出して日光浴をさせますが、
3月に入ると、その頻度がぐんと上がります。

 

ただ、春になるとどうしても風が強く吹く日があります。
そんな日は、風がまともに当たるように場所ではなく、
風のない陽だまりに置くか、戸外に出さずに室内で日光浴させる方法もあります。

 

3月に入っても、夜には冷える日が続きます。
日中が暖かいからといって、そのまま戸外に出しておくのは危険です。

 

夕方になったら、室内に取り込むようにしましょう。
3月中旬を過ぎると、夜間の気温も上がってきます。

 

戸外でも10度を下回らないようになったら、
戸外に出したまま夜を過ごさせるようにしましょう。

 

ただし、冷え込みが強くなりそうな日は、必ず室内に取り込みます。
また、雨に当たると過湿になりやすくなったり、冷えてしまう原因となるため、
軒下など雨の当たらない場所に置くようにしましょう。

 

5月頃までは、よく日に当てて管理しますが、
5月に入ると日差しが強くなり、気温も高くなります。

 

シクラメンは高温や強すぎる日差しが苦手なので、
明るい日陰に移動させ、風通しの良い涼しい場所で管理するようにします。

 

 

猫たちがいたずらするので、このまま外の日当たりで越冬しました!

 

 

・水やり
気温の上昇とともに、冬の間たくさん咲いていた花も、数を減らします。
4月に入る頃には、ほとんど花がなくなり、葉だけになることもあります。

 

花数が減っても、葉数が変わっていないのであれば、
気温が上がれば水分の減りも早くなります。

 

底面給水鉢の場合は、鉢皿に水がなくならないように注意し、
毎日水の量をチェックするようにしましょう。
もし減っていたら足すようにします。

 

普通鉢の場合は、土の表面が乾いたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりと与えるようにします。

 

ただ、葉数が減っている場合や、株自体にあまり元気がない場合、
気温が思いのほか上がらない場合などは、土が乾くスピードが遅くなります。
水やりをする時は、必ず土の状態を確認してから与えるようにします。
土が乾いていれば水を与え、湿っている場合は水やりせずに様子を見ましょう。

 

・追肥
春の早いうちは、数が少ないながらも、まだ花を咲かせていることがあります。
春になると、さらに株を大きく生長させようとするようになります。

 

開花のためと塊茎を肥らせるための両方に養分を使うため、
肥料切れを起こさないように管理します。

 

基本的には、窒素・リン酸・カリのカリが少し多めの液体肥料を与えます。
1週間に1回、底面給水鉢は鉢皿に、普通鉢は水と同様に鉢底から流れるくらい与えます。

 

さらに窒素・リン酸・カリが同等の、緩効性の置き肥も与えるようにしましょう。
3月か4月に1回与えるようにします。

 

5月になった時、葉数が減っているようであれば、緩効性の置き肥は不要です。
もし葉数が15枚以上残っているようであれば、置き肥を5月も与えます。

 

ただし、一般的な植物の半分の量を与えるようにします。
使う肥料は油カスや骨粉など、有機質のものは避けた方が良いです。
有機質の肥料を与えると、カビ発生の原因となります。

 

 

梅雨と猛暑を超えれば、また開花してくれます

 

 

■シクラメンの不調は?

 

季節と気候の変化に伴い、シクラメンにも様々な変化が起こります。
変化の中には、嬉しい変化、気になる変化、危険な変化があるので、
今目の前のシクラメンに起きている変化が、
良いことかどうかを見極められるようになりましょう。

 

・球根の割れ
気温が上がって乾燥した日が続くと、水切れを起こしていることがあります。
水切れを起こした時、葉や花が多少萎れるくらいであれば、
すぐに対処すればまた元に戻ります。

 

ところが、過度に乾燥させてしまうと、大事な塊茎が割れてしまうことがあります。
塊茎が割れてしまった場合、そのまま水をかけてしまうと、
割れた部分から傷んだりカビがはえたりします。

 

球根が割れているのを見つけたら、割れた部分が乾いてコルク化するまで、
水は絶対にかけないようにします。

 

早くに割れを見つけてすぐに対処できれば、
割れ目が痛まないうちに乾燥させることができます。

 

割れ目が完全に乾いてコルク化したら、通常と同じように水を与えます。

 

・葉の黄変
気温が上がってくると、水切れさせていないのに、葉が黄変してきます。
これは病気などではなく、気温が上がったために休眠の準備に入っている状態です。

 

特別気にするようなことではありませんが、あまりにも急速に葉が枯れていく場合や、
株の片側だけ黄変する場合などは、病気が疑われます。

 

また、黄変した葉は、元に戻ることはありません。
そのまま放っておくと枯れるので、摘み取っておきましょう。

 

・葉に粉がふいている
風通しの悪い場所や、高温乾燥状態が続いている場所では、
シクラメンホコリダニやハダニが発生する場合があります。

 

鉢と鉢の間を適度にあけ、風通しの良い場所で管理しましょう。
必要であれば、薬剤を使って予防するのもお勧めです。

 

■参考
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方
・シクラメン 花が倒れる理由は?



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