モザイク病

シクラメンの育て方.net

モザイク病

読了までの目安時間:約 8分

 

スポンサードリンク


0828a

調子の悪い株は元気な株から離しておき、病状が出たらすぐに処分します

 

 

シクラメンがかかると厄介な病気に、モザイク病があります。
モザイク病は、ウィルスが原因でかかる病気で、
シクラメン特有の病気ではなく、多くの種類の植物がかかる病気です。

 

モザイク病にかかってしまうと、薬剤を使っても治癒できないため、
まず予防しておくことが重要なので、わかりやすくご紹介していきます。 

 

[モザイク病]

 

 

mozaikubyo2016-31

モザイク病と思われるジャガイモ

 

 

■症状と発生時期

 

モザイク病の目立った症状には、葉や花に筋が入ったり、
まだら模様が入ったりと、色の濃淡とモザイク状の模様が出るようになります。

 

他にも、葉や花が正常なものと比べると小さくなったり、縁が縮れてきます。
こういった目立つ症状以外には、生育がなんとなく悪くなるのですが、
他の症状が出てくるまで、モザイク病が原因と分からないことが多いです。

 

モザイク病はウィルス性の病気で、アブラムシなどが媒介することが多いので、
発生が多くなる時期も、アブラムシなどが発生する時期と重なります。

 

モザイク病にかかった植物を触った手や、手入れをしたハサミなどを使って、
シクラメンを手入れすると、それが原因で感染することもあります。
つまり、一年中感染する可能性があるのが、モザイク病です。

 

 

■原因

 

モザイク病は、シクラメン特有の病気ではなく、植物全般がかかる病気です。
けれど、土壌感染や種子の感染はしないのが特徴です。

 

感染の多くは、アブラムシなどの害虫が媒介しますが、
モザイク病の植物を触った手やハサミなどの道具も感染源となります。

 

モザイク病にかかっている植物を確認して処分した後などは、
むしろ触ったという意識が強いので、手も洗いますし、道具も消毒します。

 

ところが、モザイク病自体は本当に様々な植物がかかる病気のため、
中にはモザイク病と分からずに触ってしまっていることもあります。

 

シクラメンと生育時期が同じ、パンジーやビオラ、チューリップなどの他にも、
プリムラ、ユリ、グラジオラスなども、モザイク病にかかります。 

 

野菜であるトマトやハクサイ、ダイコン、ホウレンソウなどもかかりますし、
近くの雑草にも感染している可能性があります。

 

モザイク病にかかる直接の原因は、害虫や感染株に触った手や道具からですが、
モザイク病が厄介なのは、原因がそれだけにとどまらないためです。

 

感染している植物が近くにあれば、それだけで感染の確率が高くなります。

 

 

mozaikubyo2016-30

ジャガイモの近くのハクサイに感染か?

 

 

■予防・対処法

 

モザイク病は、感染する前の予防がとても重要です。
それは、感染してしまったら、どう頑張っても治すことができないためです。

 

大切なシクラメンを守るため、まずは予防を徹底し、
もし感染株を見つけた場合は、すぐに対処するようにします。

 

・害虫を予防する
第一に最大の感染源となる、害虫の予防に徹します。
特にアブラムシは、環境が合えば年中発生の可能性がある害虫です。

 

風通しを良くして発生を抑えることはもちろん、
薬剤を定期的に散布して防除するようにしましょう。

 

また、見つけたらすぐに捕殺か薬剤によって駆除しておきます。
室内で管理するタイプのシクラメンの場合、
窓を閉め切っていると薬剤散布の空気がこもることがあるので注意します。

 

・除草をこまめに
ガーデンシクラメンなど、戸外で育てている場合は、
周りの植物や雑草にも気をつけましょう。

 

雑草がたくさんはえている場所は、害虫の住処になっている場合があります。
雑草を取り除いておくことが、害虫予防にもなります。

 

シクラメンの生育時期である秋~春は、気温が低い時期のため、
雑草が急激に増え茂ることはあまりありません。

 

ですので水やりや追肥など、他の植物の手入れをするついでに、
庭の見回りを行って、もし雑草を見つけたら、すぐに抜いておきます。 

 

育ってからでは根深い雑草も、小さいうちなら抜きやすいです。
見つけたらその場で抜くよう、習慣にすると良いですね。

 

・手洗いと道具の消毒
モザイク病の植物に触ったり、葉などを切るために使ったハサミなどの道具は、
必ず洗ってからシクラメンに使用します。

 

外用と室内用とで道具を分けていても、室内で複数の植物を育てている場合は、
感染の可能性があるため、道具の消毒は必ずしたいものです。

 

・見回りしてチェック
気を付けていたとしても、モザイク病に感染する時があります。
感染した株をそのまま放っておくと、
他のシクラメンや植物にも感染する可能性があるため、すぐに処分します。

 

症状の出ている植物がないか見回ることは、
被害が軽いうちに発見できることがあるため、とても大切です。

 

さらにモザイク病以外の病害虫に関しても、発見があるので一挙両得です。
水やりなどのついでに、葉や花、株周りに異変がないかをチェックしておきましょう。

 

・感染株をしっかり処理
もし感染している株を見つけたら、すぐに処分しておきます。
感染した株と別の鉢に植わっていたとしても、感染する可能性はあります。

 

モザイク病はかかってしまうと治癒できない病気です。
感染した株を見つけたら、シクラメン以外の植物でも、
すぐに処分しておくようにすると、被害が広がらずに済みます。

 

■参考
・ガーデンシクラメンの育て方
・シクラメンの育て方 1月
・シクラメン 育て方 温度は?
・シクラメン 室内の育て方は?
・シクラメンの育て方



スポンサードリンク

 

タグ :

シクラメンの病害虫

人気の記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。